ブラック企業から脱出して、ホワイト企業へ転職するためのキャリア戦略
日本は最初の就職先をきちんと選ばないと詰む社会。
就職先の正しい選び方は普通に頑張れば将来的に年収800万〜1000万になる昔ながらの大企業に入るか、最初の3〜5年で専門技術が身につけたスキルをベースに転職しながら年収を上げていける職場のどっちかを選ぶ事が大切だと思います。そして、それ以外のルートは大体詰みます。
私自身は2021年に転職活動を行い、未上場の中小企業から東証一部上場企業から2社から内定をいただきました。
最終的に本業年収は500万⇨850万円にアップしました。
私自身は最初の就職先を失敗した側の人間ですが、専門技術が身につけたスキルをベースに転職して年収をあげました。
こんな私だからこそ、ブラック企業からホワイト企業を目指すための転職戦略をお伝えできると思っています。
それは最初の3〜5年で専門技術が身につけたスキルをベースに転職しながら年収を上げていくというだけです。
もはや当たり前になってしまった環境を続けるより、次に進むほうがいい。今回はそんな”当たり前”を変えることについてのヒントをお伝えします。
大枠としては、以下の流れです。
・専門性を見つけることのできる職場で働こう
・専門性を身につけ、あなたの市場価値を伸ばす
・修行期間は3~5年を目安に
・実務経験を武器に、転職市場で無双しよう
専門性を見つけることのできる職場で働こう
専門性はある職場というのは、知識・経験・資格といった技術資産が身につくような職場です。
逆に専門性が身に付かない職場というのは、考えることで利益を生み出すのではなく、体を動かして利益を稼ぐのがメインの職種です。
ブラック企業の多くは労働者を安くこき使う職種が多く、それらは「体を動かして利益を稼ぐ」職種のことが多いですね。(サービス業、福祉・介護、アパレル、引っ越しなどが想定)
年齢が若いうちは同年代よりもたくさん稼げるのですが、給与の伸びが低いので、年齢を重ねるほど旨味が減っていきます。
当たり前ですが、あなたの体が1つしかないので、稼げる上限が決まってるからですね。
逆に、専門職に就くメリットとしては、高い収入が望めること、そして知識や経験、資格があるため転職に有利なことです。
さらに、専門性を活かせるため、転職にも有利で、不況等にも左右されにくいということです。
というわけで、ブラック企業から抜け出すための第一ステップは、専門性を身につけることのできる職種に転職しましょう。
まずは未経験なので、知名度のない弱小企業で働くこともあると思いますが、将来の果実を掴み取るための修行の場と考えましょう。
専門性の向上のみが、ブラック企業からの脱出を可能にするにします。
専門性を身につけるための修行期間は、3~5年を目安に
専門性が身に付く職場で働き始めたら、3年〜5年を目安に修行です。
毎日残業をたくさんして、こき使われると思いますが、修行期間と割り切って働きましょう。
ブラック企業は生涯働くにはコスパが悪いですが、専門性を身につけるための修行の場所として最適です。
私自身は現職では9-17時の1日8時間しか働きませんが、前職では9-22時の1日13時間労働がデフォルトでした。1日1.5倍働いてることを考えると鍛え方がマジで違います。
もちろん、こんなに働く必要はないですが、転職活動では実務期間3年以上というのが目安になることが多いので、3年は我慢しましょう。
3年我慢したら、さっさと転職です。
実務経験を武器に、転職市場で無双しよう
転職サイトに登録したら、大手企業へ応募しまくりましょう。
あなたの経歴は、企業から見ると魅力的に見えるはずです。
書類選考で落ちてしまっても気にせずに、数を打ちましょう。
というのも、転職市場は自社にピッタリとハマる人材を探してるので、少しでもズレがあると不採用になるパターンが多いからです。
強い専門性のあるあなたであれば、大丈夫。
きっと良い企業へ巡り会えるでしょう。
職務履歴書の書き方などは、以下の記事を参考にどうぞ。
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