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Vol.2 やりたいけど、なかなかできないあなたへ。~筋トレの場合~

「やりたいけど、なかなかできたいこと」

ありますよね? そんな時、前へ進むアクションに繋げてくれる
効果的な手段として、コーチングがあります。

以下は、ある会社員男性が一人のライフコーチAkaneと出会い、「筋トレ」をテーマにコーチングを受けている架空の物語です。

(以下に登場するクライアントは、架空の人物/フィクションです。またキャリアに関し、継続的なコーチングを受けているクライアントになります)

コーチングを通じて、この男性にどんな変化があるか、ご覧ください。

クライアント情報

名前:井川一誠 (35歳,男性,会社員)

家族構成:
妻 33歳、長女 8歳 次女 6歳

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コーチング記録

井川: こんにちは、本日もよろしくお願いします。

コーチ: 井川さん、こんにちは。調子はいかがですか?なんだか少しいつもと雰囲気が違うような印象も受けますが・・・

井川: はい。先日、上の娘と2人で動物園に行ったんですけど、その時、娘の同級生に会ったんです。そうしたら、ずっと手を繋いでいたのに、急に手を離されまして…。それで、「なんで手を離したの?」って後で聞いたら、「恥ずかしいし、お友達のパパの方がかっこいいから」と言われてしまいまして。。いや~~~~もうなんとも複雑な気持ちですよ。確かに、最近、コロナ太りと言いますか、電車通勤も減って在宅が増えたので、運動する量も減り、お酒も増えて、お腹のあたりが気になるのはありますが、このままじゃいけないと思って。

コーチ:そうですか。そんなことがあったのですね。

井川:ええ、そうなんですよ。そんなこともあったのに加え、そろそろ夏も近いし、海やプールに行く機会も増えてくるので・・・本気で身体を鍛えたいと思っています!なのでサポート頂けますか?

コーチ:もちろんです。秋山さんの表情から、本気で取り組みたい!という強い決意が伝わってきます。では、「身体を鍛える為に行うことを決める」。これが今日のテーマという認識であってますか。

井川:はい、まさにその通りです。よろしくお願いします。

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コーチ:今、身体を鍛えることについて、どんな風に考えているか、もう少し聞かせてもらえますか?

井川:はい、私、学生時代は、いわゆるかなりの体育会系スポーツマンでして、小学校から大学まで、ずっとバスケをやってきたんです。身体を鍛えるとなると、真っ先に筋トレが思い浮かぶのですが、あの頃のように腹筋して、腕立てして、というメニューを考えると、子供ができた今、休日も子供の相手をしたり、仕事も忙しかったりで、とてもあの頃の量のメニューをできるとは思わなくて…

コーチ:今の渋い表情から、「筋トレは、ハードメニューで絶対行わなければならないものだ!」 そんな強い見方をされているように見えるのですが。

井川:まさにその通りですね。

コーチ:もしよければ今日は、「ものの見方」を広げるコーチングをしてみませんか?人は無意識のうちに特定のものの見方をしているため、動けなくなることがあります。今の秋山さんのようにね。コーチングではその見方を、「視点」と呼ぶのですが、その視点を広げてみた上で、秋山さんらしい視点を、一緒に探していきませんか?

井川: へ~、そんなコーチングがあるんですね。試してみたいです。

コーチ: では一緒にやっていきましょう。今回のコーチングでは、身体も使いながら、より視点を深めていきますので、井川さんも思いっきり一緒に取り組んでみてください。

井川: はい、もちろんです。

コーチ:ではまず、「筋トレは、ハードメニューで絶対行わなければならないものだ!」について、もう少し井川さんの今の状態を見ていきましょうか。先ほど、「まさにその通り!」と仰っていましたが、これからもその視点で筋トレに関わっていくことを想像してみるとどう?

井川:いやーーーーー、正直辛い感じがしますね。今ただでさえ仕事が忙しいので、余計逃げたくなる感じがしますし、そんな自分にも嫌気がさします。

コーチ: そうですか、自分にも嫌気がさすような感じもしてくるのですね。ちょっと身体に意識を向けてほしいのですが、今のその気持ち、身体のどのあたりで感じますか?

井川: あえていうなら胸の中ですかね。なんか、キュッと締め付けられてるような、そんな感じですね。

コーチ: そっかー、キュッと。眉間に皺を寄せていらっしゃる様子から、なんだか私まで逃げ出したくなってきました。他にもどんな感じがします?

井川:そうですね。キュッとする感じもあれば、なんだか石でとんとん叩かれているような感じもありますね…

コーチ:石でとんとんね。これがまさに、井川さん自身が見ている「筋トレ」に対する視点なんです。その今の感覚、ぜひ覚えておいてください。じゃあ、これから視点を変えてみたいと思うのですが、ちょっと立ってみましょうか。

井川:はい(立ち上がる)

コーチ:立つと見える景色が変わって、視点も変えやすくなるんですよ。

井川:へ~、まぁ確かにスッキリ感はありますね。

コーチ:じゃあその感じでまずは、一緒に旅行気分でも感じてみましょうか。この夏、どこかに旅行に行く予定はありますか。


井川:旅行か~、確かに夏休みですもんね。まだ計画は立ててないけど、沖縄行きたいな~。

コーチ:沖縄ですか!いいですね。沖縄で行きたい場所はありますか。

井川:離島がいいですね。独身時代、妻と宮古島に行ったことがあって、とっても海が透き通っていて、綺麗だったんですね。

コーチ:離島の海ですか。なんだか井川さんが、その海を泳いでいるような爽やかな印象が伝わってきますよ。

井川:そうですね~、今まさにあの時見た光景を思い出しました。綺麗な魚たちやカメがいたり、となりには妻もいて、笑いながら楽しく泳いでいる感じ、いいですよね。

コーチ:とても素敵ですね。リラックスしながらも、楽しんで泳ぐ、井川さんが見える感じです。

井川:ありがとうございます。そうですね、難しいことを考えず、みんなに見守られながら、楽しんでる感じですね。

コーチ:今のその状態で、再度「筋トレ」を見てみると、どんな風に見えますか?

井川:そうだな~、なんかこう、魚やカメや妻も出てきたイメージから、筋トレは1人でがんばらなくてもいい、そんな感じのものに見えてきます。

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いかがでしたか??
井川さんのコーチングは、まだまだ続きますが、前半の一部をご紹介しました。

私も経験がありますが、「やりたいけど、なかなかできないこと」って、ありますよね?今回の井川さんの場合、「筋トレはハードメニューでやらなければ!!」というご自身の中で知らず知らずのうちに作られてしまった、大きな前提があることで、なかなか筋トレに取り掛かれていない井川さんがいました。

それに対し、コーチングを通じて、筋トレに対する見方を次々変えていくことで、自分自身がこれから筋トレとどのように向き合いたいのか気づくことができ、アクションへと繋がっていくのです。

今回は、筋トレをテーマにしましたが、仕事のこと、キャリアのこと、プライベートのこと。テーマはなんでも対応可能です。
「やりたいけど、なかなかできないこと」に対し、コーチングを受けてみませんか。

体験コーチング随時受け付けております。ご興味ある方は、お気軽にこちらよりお問合せ下さい。
https://lit.link/akane0303


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