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えっ。飲む場所なくない?オワタ..

こんにちわ。
今回はマレーシアのお酒事情について、書いてみようと思います。
マレーシアは多民族国家です。


人種も(外務省参照2022年マレーシア統計局データ)マレー系約70%(先住民15%を含む)、中華系約23%、インド系約7%が主な人種となります。
もちろん他にも僕ら日本人やらヨーロッパ人やら色々いるわけです。
なので、宗教もイスラム教(連邦の宗教)(64%)、仏教(19%)、キリスト教(9%)、ヒンドゥー教(6%)、儒教・道教等(1%)、その他。
こんな感じでさまざまです。

ですが、一番のマジョリティがイスラム教という事で日本ではあまり馴染みのない言葉HALAL(ハラール)という言葉や看板をよく目にします。
イスラム教では豚肉、アルコールの禁止が有名ですよね。

なので、飲食店は基本マジョリティに向けて販売しているところがほとんどなので、レストランなどでもお酒、豚肉を出してないところが多いです。(涙)

ただ、スーパーは色々な人種の方もいるのでこんな看板を出してお酒や豚肉を販売していたりします。

英語がわかる人ならFresh Pork…(新鮮な豚肉の取り扱いはこちらですよ)と、ここにワインやビールなどが売っていることがほとんどです。

なぜこんなに売り場を分けるかというと国にもよるらしいのですが、豚肉は特に厳しく規制されており、豚肉そのものだけでなく、豚が含まれる餌を食べた家畜や豚に触れたもの、豚肉と冷蔵庫で一緒に保存されていたものもNG。例えば豚肉を切った包丁で鶏肉を切ったらその鶏肉はハラールじゃない。みたいな感じです。流通も一緒がNGとか色々とケースによってあるらしいので、なので売り場もわけちゃえ!となったのではないかなと思います。

なので、例えば日本でも有名なイオンとかに行くとちゃんと認証通りのお弁当も販売していたりします。

ハラール認証のスタンプが押されてます。

拡大すると。

なので、こっちではスーパーでトンカツはほとんど見ることはありません。

こういうお米も基本的に全部マークがついてます。

謎の米SUMO

しっかりハラール認証のマークが見えるのではないでしょうか。

SUMO人気なのか。

SUMOコーナーも出来てました笑


じゃあ、どこで酒を飲んだらええねん!という質問があると思いますが、これはお店によって酒を出すところは出す!というしか答えようがありません。笑 
例えば小籠包で日本でも有名な鼎泰豊(ディンタイフォン)もハラール店はなんと豚肉じゃない小籠包です(逆に気になる)
一度、ハラールの鼎泰豊にビール出すの?とお店に入る前に聞いたらノーとのことで、行かなかったのですが、多分世界でもレアな鼎泰豊なので、次は行こうと思います。

そんな鼎泰豊でも他の店舗ではノンハラール(ハラールじゃない)と言って豚肉のレギュラーの小籠包やビールやお酒を出す店舗もあります。

なので、酒や豚肉は出すところは出す!という感じです笑

ちなみに日本の有名なラーメン店の山頭火もこのように看板を出して運営しております。

ノンハラールを出していても何か弊害があるわけでも人気がなくなるわけでもないので、そこは多民族が住むマレーシアらしくて良いなと感じてます。
僕みたいに身近にお酒がありすぎるとすぐ飲んでしまうので、マレーシアぐらいがちょうどよかったりもします。笑

ちなみにドバイの時の方がアルコールや豚肉は厳しかったイメージです。

普通にこちらはBarやクラブがあるエリアとかに行けばいつでもお酒も飲めるという感じでもあります。
ただ、日本のようにどこでもプシュッという感じではないので、こちらへ遊びに来られる機会がある方はそこだけ気を付けていただければと思います。
昼から飲みたいなら案内します。笑


それではみなさん teri makasih! (ありがとうのマレー語)



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