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日本庭園をつくり、人との壁を感じるおふろカフェで

日記です。
大宮駅に「おふろカフェ」なる場所があります。
その名の通り「お風呂」と「カフェ」が組み合わさっているのですが、組合され方が足し算というよりは掛け算といった感じです。
・銭湯に入ることができる
・カフェごはんを食べることができる
・「部屋着」がある
・ボードゲームができる
・マンガを読むことができる
・アイスも食べれる
・コーヒーと水のフリードリンクがある
・ハンモックがある
・ソファーがある

ざっくりこんなところです。くつろぎ百貨店。
今日久しぶりに来てみたんですが改めてすごい。
最近のスーパー銭湯はこういったスタイルの場所も増えてる気がするんですが、まぁ良い流れだと思いますね。

もちろん人は多い

誰もがくつろげる「お風呂」×「カフェ」
唯一のデメリットは「人が多すぎること」かもしれません。(特に週末や金曜日の夜)
くつろぎエリアは
・ゆったりソファーエリア(カップルばかり)
・たたみでうたたねエリア(カップルばかり)
・Mac使い放題エリア(カップルばかり)
と、いたるところカップルばかりで、最終的には通路脇のイスに避難してきました(笑)
(ちなみにうちも夫婦で来ているのでそこはご容赦いただきたく・・・)

なぜかカップルが多いことを推してしまいましたが、人だらけです。
休憩所を探して彷徨う人たち。
人だらけでくつろげるか!という意見はあると思います。僕は気にならないですが。

心の壁を感じることができる場所

風呂に入って、マンガ読んで、ボードゲームして、ご飯食べて。
それぞれの怠惰を、それぞれが尽くす。

逆に、利用者の間に全く会話がないのが面白かったりします。
(利用者の間=面識のない人たちの間。同一グループは指さない)

「赤の他人と話すことってあるの?」といわれれば「ない」ですが
同じ風呂に入って、共用のマンガを読んで、ボードゲームをして、同じメニューからご飯を選んで。
そして利用者達は同じ部屋着を来て過ごしているのに、それぞれが完全にプライベートを保っているかのように振舞う。
面白い。なんでかわからないけど面白い。

駅ですれ違う人との間に「壁」を感じる気はしないけども。
おふろカフェではみんなでくつろいでいるように見えるのに、そこには明確な壁がある
当然のことなんですが、なんだか不思議。

こんなことを考えるぐらいにくつろいでます。超たのしい。

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今日、見つけたマンガで「岡崎に捧ぐ(山本さほ 作)」が腹がよじれるほど面白かったです。
90年代中盤の小学校が舞台と言うこともあって親近感がすごいのもあるけど、笑いの着眼点と絵のタッチがたまらん・・・。

あと、ボードゲームの中では「枯山水」がおすすめです。
徳を積んで、過剰ではなく洗練された美しさを持つ日本庭園を作り上げるボードゲームなんですが、そもそもの世界観がツボです。
ゲームをやると「ちょっと日本庭園がわかった」気がしてくる(気のせい)ので、京都の庭園を見に行きたいなーとか思います。
とっつきにくいもと/ことを「わかった気にさせる」というのは、ファン獲得のために必要な要素・・・なのかも。
欲しいなぁ・・・買おうかなぁ・・・。

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