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仕事塾アウトプット/経済理解スキル編

・GDPってなに!?

GDP=Growth Domestic Products

日本語で言うと国内総生産と呼ばれるものです。

簡単に言うと日本という国が1年間で設けた総額を表したものです。

このGDPには

・名目GDP

・実質GDP

この二つがあります。

では、これら二つの違いは何でしょうか?一つ一つ解説していきます。

名目GDPというのは辞書的な言い方をすると「物価の変化を含めたGDP」ということです。

なかなか理解しにくいですよね。

もっと落とし込むと、コーヒー一杯が100円と110円の年があったとして、どちらの年も100杯ずつ売れたとしましょう。

100円の年をX年とし、110円の年をY年とした場合、X年のGDPは10000円、Y年のGDPは11000円。(コーヒーしか売っていない国はありませんが(笑))

この計算方法が名目GDPの認識です。

つまり、物価が変わっていてもそのまま気にせずその年の物価で計算しちゃうということです。

では、実質GDPとはなんなのか。

それは「物価変動を含めないGDP」の計算方法です。

つまり先ほどの例で行くとX年を基準年として、100円で売れてる場合に売れてる数が増えていれば経済も成長しているよね。という認識になるわけです。

X年とY年を比較すると売れてる数は同じ(どちらの年も100杯)なので、実質GDPとしては成長していないということになります。

実際国の成長性を図る際は「実質GDP」を使うのは物価の変動を加味しないと本質的な成長が図れないからです。

さあ、これを理解した上で次の章へ進んでいきましょう。

・企業の株価と賃金

企業の株価はこの20年間で「失われた20年」といわれているのは株価が戦後最高値を超えていないということにあります。

近年、日本銀行の異次元の金融緩和によって株式市場にどんどんお金が流れ込んでいるので、その影響で株価は少しずつ株価を上げてきています。

ですが、従業員の給料は上がるどころか実質の給料は下がっていく一方です。(物価が上がっているのに給料は一定だから)

この理由として、企業は利益を内部留保に回していて、過去最大の内部留保となっているからです。

この原因としては、株価の高騰は日本銀行の自作自演であり、企業としては株価の暴落を見込んでの内部留保ということです。

そして、株主は会社の利益を「数字」で判断します。そして利益を上げたいときに真っ先に切られるのは「人件費」です。

だからこそ、今は黒字リストラなんてものも横行しています。

経済を理解することで、これからの社会人としての身の振り方を考えていきましょう!

・大リストラ時代の到来⁉

終身雇用の崩壊が叫ばれる社会において、今までの「日本企業がいい」や「メガバンクは安定」というイメージは通用しません。

実際に3大メガバンクも大幅リストラを公式に発表しています。

機械にできることは機械に任せていこうという思考が技術の発展とともに浸透してきています。

国としては終身雇用をお願いしたいし、年金も難しい・・

しかし、企業としてはもう終身雇用は無理・・・

これからは、国や企業に頼る思考は捨てて、自分に頼る時代になります。

こうなってしまう原因は少子高齢化です。

細かく分解していくと、少子高齢化により若者世代の一人当たりに支える老人の数が増えていく。(年金負担が高い)

更に、海外人材の参入により、日本人人材の需要が減ってきているということです。

実際、コンビニや大手チェーン店は外国人店員が増えてきていますよね!

今後はホワイトカラー労働市場にも外国人人材の登用は予測されます。

事実、日本の市場はさらに縮小を見せています。

高齢者が増える国の消費は中々増えません。

そこで、移民の受け入れを積極化したり、インバウンド需要を高めることで日本は生き延びてきました。

しかし、今回のコロナショックでインバウンドもかなり冷え込んでいます。

こうなると更に人件費のカットは予測されるし、実際に失業率もかなり増えてきています。

また、更には企業の戦略室にも外国人が入ってくると予想されます。

そうなると、日系企業の「終身雇用」「年功序列」といった風土は失われていきます。

つまり、スキルのない人材は容赦なく切られていくジョブ型の時代へと突入していきます!

・学び続ける!

これからの時代は会社に通っていれば給料がもらえる。という時代は終わりが近づいていて、「働かざる者食うべからず」から「学ばざる者食うべからず」の時代へと変わっていきます。

この時代では学ばないとクビということが当たり前になっていきます。

先進国の中でも「学ばない日本人」として取り上げられることも多いです。

逆に言うと、学べば差がつく環境です。

だからこそ、気づいた人から学んでいきましょう!

そのきっかけとしてこのnoteを使ってくださいね!

来週のアウトプットも見てくださいね!

ではまた!





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