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就活で内定を取りたい人だけが読むnote Part. 03

5章:働き始めてからも差がつく就活のやり方

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 就活のゴール。この話を改めてさせてください。


 『誕生日プレゼントに内定が欲しい』つまり、内定がゴールになっているということです。

 でも、本当に就活のゴールは『内定』で良いのでしょうか。おそらく、良くないと思っています。


 実際に、自分の周りの就職した同期たちも「仕事がつらい」「お前は好きなことやってていいよな」「もうやめようと思ってる」と口々に聞きますし、実際にすでにやめている21卒の同期もいます。


 皆さんと同じく『一生懸命』就活して、皆さんよりも先に『納得内定』というゴールにたどり着いたのにも関わらず。


 このことから皆さんに今一度考えてほしいのは、本当の就活のゴールとは『幸せに働くこと』ではないでしょうか?という問いかけです。

 世の中の多くの就活生はやはりどうしても『内定』をゴールにしてしまいます。

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 だからこそ、『働き始めてからも活きる』そんな就活をやることで、就活のために身に付けた知識と経験・貴重な時間を、その一回きりで捨てずに働いていくことが出来るのです。


 先の章でも述べましたが『就活とはビジネスである』ということです。

 そうであれば、ビジネスに含まれる要素は全て応用が利くということです。逆に、ビジネスを学べば、就活もすんなりと行くということです。


 そして、ビジネスを学んでおけば、就職してからもいくらでも応用できる(というか使うしかない)ので、

 就活だけでなく、働き始めてからも大きな差をつけて自分の給料を上げることだって、もしかしたら独立してビジネスすることだってできちゃうかも知れません。


 具体的に使えるビジネスのスキルは前章で上げた面接で使える『営業スキル』もしかりですし、自分の強みを分析したりして、就活においての戦い方を練るための、『マーケティング戦略』もその一つです。

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 ESを書く時も、相手に文章でイメージさせるためのコピーライティングの練習にもなりますし、

 GDでも議論をするための『思考スキル』や『ディスカッション力』を身に付けることで、会社員になってからも大いにその能力を発揮することが出来ます。


 給料を上げるためにも、必ず会社や上司に対する『提案』が必要になるので、

 そういった面でも、就活生のうちから『営業』を毛嫌いするのではなく、必要なモノとしてその仕組みや、使い時をまずは理解するようにしましょう。

6章:仕事で人生を幸せにするために必要な2つのこと

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 「幸せに働きたいですか?」と聞かれて、「いいえ」と答える人はこの世界でほとんどいないでしょう。誰も世に苦しみながら働きたい、と願う人は居ないと思います。(たまに仕事は苦しんでこそだという方もいますが)


 そもそも人間はなぜ「働いてきた」のでしょうか。

 それは『』だったからです。暇を持て余した人類は、何か新しいことをやりたい、もっと便利にしたい、と仕事を始めたのでした。

 人間にとっての最大の苦痛は『忙しさ』ではなく、『退屈』です。ですが、今の時代その『退屈』を無くす手段は無限に出てきてしまって、暇を見つけることが難しくなってきてしまっています

 だからこそ、この忙しすぎる日々に『』を求めて、『働くこと』は『暇』を“奪う”ものだと思うようになってしまいました。

 (本来は暇つぶしで働いていたのに)

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 では、そんな現代でも幸せに働くことなんてできるのでしょうか?その答えは「イエス」です。

 なぜなら、幸せに働くために必要なことは明らかだからです。あとは、その必要なことを満たすために努力は必要にはなりますが。

 (多少の苦悩は伴います


 今回私が紹介する幸せに働くために必要な2つのことは…


  ・『幸せ』に定義を持つこと
  ・自分の仕事の価値を定めること


 以上の二つです。こちらも順番に説明していきます。


 まず前者の、『幸せ』に定義を持つこと、に関してです。

 皆さんは「幸せになりたいか?」と聞かれれば迷わず「はい」と答えるのではないでしょうか。

 では、あなたにとっての幸せな状態は“どんな状態”ですか。その具体的な状態を教えてください。

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 さて、想像できたでしょうか?

 あなたはどんな人たちと、どんなことをして、どんな生活を送っていましたか?

 そして、そこにはどれくらいのお金がかかって、どれくらいの暮らしぶりをしていますか?


 このように、自分が幸せだと感じられる生活を鮮明にイメージしてみてください。

 人間の人生はイメージした通りにしか進みません

 だから、そもそもイメージできない未来にたどり着くのは無理な話なのです。

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 もちろん、これから知識や経験を身に付けて、見える世界は変わってくると思いますが、

 今の見える範囲で良いので、少なくとも進むべき方向性くらいは定めておきましょう。


 この『幸せの定義』がなければ、一生幸せにたどり着くことはできないでしょう。(妥協して幸せだと思うこともできますが)


 つまり、何がいいたいかというと、『ゴール設定』を明確にしましょう。ということです。

 自分が人生を通して目指す場所はどこ(何年後)にあって、それのために必要なことは何かと、逆算していくのです。

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定義を持てば必ず幸せになれるとは言いません。

 ですが、幸せになるには最低限その幸せの定義は持っておかないと、入場券も持たずにディズニーランドに入ろうとするようなものです。


 次に後者の、自分の仕事の価値を定めること、に関してです。ここでひとつ、とある会社員の話をしておきましょう。


 その男(Aさん)は、新卒1年目で同期とともにある部署に配属され、みんなで役職を目指そうと高めあった仲間を持っていました。

 そして、3年目、配属先が次々と分かれていく中、そのAさんは同期の中で唯一、工場の現場作業員に配属されました。

 周りの同期は本部の花形と呼ばれる部署に行ったのにも関わらず。。。

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 それからAさんは、毎日通勤の時間になるとダルそうな顔をしながら家を出て、

 電車に乗って“行きたくもない”向上に向かっていつもと同じ図面をチェックしては、確認済みのボックスに移して行くためだけの作業を行いました。

 そしてAさんはいつもこう思うのでした「俺とあいつら(同期)の能力にそんなに差はなかったはずなのに、

 どうして俺だけこんな日陰の仕事なんだ…やってられるかよ…」と。


 そんな態度で仕事をしているある日、職場の上司がやってきて突然「お前はここで何をしているんだ?」と突然聞いてきました。

 そこでAさんはふてぶてしく「図面をチェックする“だけ”の作業です。」と答えました。

 すると、さらに上司は続けて「じゃあ、この図面の縮尺は何倍だ?」と手元にある図面を指さしながら聞いてきたので、縮尺表を確認しながら「1/10倍です」と答えました。


 その様子を見ていた上司が一言「これだけ毎日毎日図面を見ているにも関わらず、縮尺も一目でわからんのか」と。

 そして「お前は図面をチェックする作業員でいる限り、永遠にあいつら(同期)に追いつくことはできないぞ。

 お前は何のためにその図面をチェックしているんだ。

 良い車を作るためだろう。

 図面くらい一目で縮尺が分かるくらいプロになってみろ」と社長の本田宗一郎はAさんに向かって伝えたのでした。


 これは当時のホンダ技研の実話でした。

 これから『働く』皆さんにとっても、この自分の仕事の価値はどこにあるのか。

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 このこととしっかり向き合わない限り、その仕事のやりがいは見つかりません。


 あなたが社内でやっているその『仕事』は誰の何のために役立っているのか。

 そして、それは何を目指して提供されているのか。しっかりと、最後に届く価値の結果まで見据えて自分の仕事に価値を設定していきましょう。

【次回予告】

 今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 いよいよ『働く』ということに触れていきました。ここまで読めば、少しずつ将来の決め方や認識が深まってきたのではないでしょうか?

 「幸せに働く」ために「幸せになる方法」をまずは理論だけでも理解しておきましょう。

 知識が選択肢を増やしてくれます。次回が最終回になりますので、是非最終章まで読んでいただけると嬉しいです!

 次回は『就活の楽しみ方』ということで、働くを楽しむ前の就活を楽しむために、どうやれば楽しく就活できるのか?

 ということを学んでいきましょう!

 それでは!!

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