就活物語2 / 挫折
この話に根拠はありません。自分の直感のままに書いたものです。
前回の続きです。
今日話すテーマは「挫折」です。
よく、成功する人は挫折をしていると聞きます。でも全員が全員そうではないと思うんですよね。成功している人の中でも、今現在まで挫折を経験したことのない人もいれば、多くの挫折を経験してきた人もいると思います。
挫折を経験したとしても成功しない人もいるでしょう。
この正解はいたってシンプルで、「成功している人は必ずしも挫折をしてはいないが、挫折をしている人は成功することが出来る」ということだと思います。ここで重要なのは成功することが出来るという点です。言い換えれば挫折は成功するための手段の一つでしかなく、成功するためにはそこからの行動が重要なのです。
その行動とは自分の経験上2つあります。
「失敗は成功の基」は正しい
私の昔の話をします。私は高校入試までは自分の納得のいく結果を収めてきました。(勉強、部活、恋愛・・・)
しかし高校生活はその真逆でした。勉強では学年で下から何番目か。部活では最後の試合もベンチに入れず。嬉しいことに恋愛は上手くいってました。そんな状態で大学受験をし、納得のいくところには行けず。人生で最も大きな挫折だったと思います。
大学では建築を専攻することになるわけですが、プライドが高い自分は「ここにいる奴らに負けるわけがない」と思っていたんです。今までの学歴も全く違う(学歴よりも大事なものがたくさんあるんですけどね)、意識も違う、負けるはずがないと。
最初の設計の授業の事です。建築を専攻されている方はわかると思うのですが、設計の世界は今まで学校でやってきた勉強とは一味違います。覚えればいい、計算が出来ればいい、それだけではなく設計ならではの頭の使い方が必要になるのです。(設計の話はまた今度します)
気合を入れて臨んだその授業では、自分が負けるはずのないと思っていた人たちに私は完敗しました。完全なる敗北感です。
それから1年かけて気づいたんです。やっと。それは、「どんな人間にもそれぞれの考えがあり意味がある」のだと。
そしてこんな奴らと思っていた(今は全然思ってませんよ笑)人とたくさんコミュニケーションをとり、今までとは違った目線で生きることで自分に本当に足りていなかったことが見つかりました。その後設計にも更なる熱が入り、多くの方から評価されるようになりました。そしてそれらは自分のモチベーションへと繋がります。
高校生活・高校受験・設計の挫折を通して「失敗は成功の基である」ということをやっと本当の意味で理解したのです。
「挫折を挫折としない」
モチベーションの保ち方は人それぞれあるでしょう。私はある程度モチベーションが保てるようになってきたら、このことを意識しています。
「挫折を挫折としない」
これは成功している人で挫折をしたことがない人も考えているのかもしれませんね。何かに挫折した時、それを挫折だと捉えているのは誰でもなく自分自身です。自分にとって大きな挫折と思えるターニングポイントのような場面では、挫折ととらえて良いでしょう。
しかし、小さな失敗までもを挫折としてしまうと前に進めなくなります。
挫折を挫折とせず自分の中の蓄えとすることが出来る「ポジティブな心」が重要なのです。
そう考えてみると、結果論ですが私の昔の話も挫折ではないのかもと思えてきますね笑
まとめ
今回は挫折をテーマに私の過去の話がメインになってしまいましたが、まとめると
・失敗は成功の基である(挫折は自分のことを成長させてくれる)
・成功するかどうかは挫折した後の行動で決まる
・挫折を挫折としないポジティブな心を持つことが重要
といったところでしょうか。
特に最後に話した「ポジティブな心」は私の考え方の根底にある最も大きなことです。
これらのことは就職活動中の話ではありませんが、必ず生きていくうえで必要となるスキルだと思います。(もちろん就活にも)
一応付け加えておくと、就活で失敗した時のための、挫折した時のための考え方ではありません。
就活で成功したいのならば、人生を自分が思い描くような人生にしたいのならば、今すぐにでも取り入れるべき考え方だと思っています。
きっと企業の方もそういった人と働きたいと思うはずです。
少しでも多くの方の心に残り何らかの変化が起こることを願ってます。