「怒られないように」と思えば思うほど、怒られるのはなぜか?
こんにちは、
メンタルトレーナーの石津です。
私はクライアントさんにコミュニケーションスキルについてもレクチャーをします。
最近ご相談いただく中でとても多いバッドコミュニケーションがこのパターン。
「怒られないこと」をゴールにコミュニケーションを取っている。
というもの。
職場の上司や先輩、チームの監督、学校の先生、家族やパートナーから怒られないように。怒らせないようにすることをコミュニケーションのゴールにしてしまうのです。
コミュニケーションは『なりたいゴールから逆算すること』が基本です。
怒りっぽい人が身近にいたら、そういうコミュニケーションになるのも仕方ないとは思うのですが「怒られないように」しようと思えば思うほど、怒られる現実を作ります。
それはなぜか?
怒らせないように、すごく気を遣ったり、その人の前でおどおどしたり、慌てたり。
聞くべきことも聞けないで、自分でどうにかしようとして物事が停滞する。
こういう人を見てどう感じるかを考えると分かりやすいのですが、見ていてイライラすると思うのです。
無意識にセットしたゴールがネガティブであれば、そのネガティブにまっしぐらなのです。
怒られないことをゴールにせず、信頼関係を築くことや感謝を伝えること、リスペクトし合える関係性をゴールにすると、自分の発言や行動が変わります。
もちろんそれをやっても変わらないモンスターのような人もいると思うので、その場合には良い関係を構築しようとは思わなくて良いです。
ただその場合にも「怒られない」ことをゴールにすると怒られやすくなるので、「少しでも穏やかにコミュニケーションを取れるようになれたらいいな」と自分が楽になることをゴールにしてみてください。
私は常にコミュニケーションにはゴールを設定することで、苦手なタイプの人とも良好なコミュニケーションを取れるようになりました。
ぜひ試してみてくださいね!
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