【子育て】わかめちゃんの幸せ
私には小学5年の娘わかめちゃんがいる。
これを言っても誰も信じてくれないが、彼女を妊娠する前、私は光の珠の彼女が私のお腹に入っていくところをはっきりと見た。
長男が1歳過ぎる頃から第二子の妊活をした夫と私。
基礎体温を測っては子作りに励んだが1年以上妊娠できなかった。
光は、諦めかけた時やってきた。
その日は、基礎体温表から割り出した妊娠可能性日から1週間以上ずれていた。
そして、私は妊娠した。
先日その話を初めて娘にした時のことだ。
あのね。
子どもはちゃんと親を選んでくるんだって。
わかめ。
あなたの光がママのお腹に入っていったのを見たよ。
わかめはしっかりしてるから、おっちょこちょいのママを助けなきゃって思ったのかな。
意外にも娘は、その不思議を受け入れたようだ。
後日、わかめちゃんが長男のひげ息子と兄妹ゲンカをしていた。どういう経緯でケンカしていたのかは定かではないが、わかめちゃんは自信たっぷりにこう言った。
あのねぇ。
子どもは親を選んで生まれてくるんだよ!
ひげ息子は当然鼻で笑う。
わかめちゃんは続けて叫ぶ。
ママが言ってたもん!!
結局ウダウダになっていたが、とりあえず私は理解者が1人はいること、それが当の本人であることを喜んだ。
私は今、離婚を考えている。
だけど子どものことを考えると踏み出せない。
かれこれ、10年弱。
先日、知人に相談したら、
自分を一番大切にして。
もし将来、娘さんが同じように離婚に悩んでいたら何て言う?自分も大切な娘さんと同じように愛してあげて。娘さんや息子さんもあなたを選んできているから大丈夫よ。
と言われた。
母親になることは無償の愛を学ぶことだ。
それは自分に対しても同じことだ。
子どもを傷つけまいと自分を押し殺していても、最終的には誰もハッピーにはならないのかもしれない。
自分や子どもたちを信じて行動したら違う世界になるかもしれない。
あの時のわかめちゃんの光は本当に幸せな光だった。
あの光が教えてくれたことはなんだろう。
ああ、私ってばなんてラッキーなんだろう。
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