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noteは読める楽しみ、書ける楽しみ

プロフィールに、「書くことが好きです」なんて書いてしまったけれど、noteを始めてみたら、実は「読むこと」のほうが楽しいかも、と新たな発見をした気持ちがしています。

私は本が、読めません。
そのため、私の読書歴は、高校生くらいで止まっています。
せいぜい大学のとき、課題で読まされた本まででしょうか。
そのころから、うつのせいで、だんだん文章が読みづらくなっていったのだろうと思います。

ネットのニュースなどは、読めます。
でも、本を買ってきて読もうとすると、どうにも集中力が続きません。
また、書いてある内容が、頭に入ってきません。
いちばん困るのは、ストーリーを覚えていられないことです。
簡単な内容なのに、数日あいてしまうと、もうどんな内容だったか思い出せず、一体何の話だったっけ、と結局また一から読み直さなければならず、全く進まないのです。

それでも、本屋に行くと、こころ躍ります。
私の知らない知恵や知識や経験が、まるで洪水のように溢れかえっているように感じるからです。

これらの本を次々読んだなら、どんなに楽しいだろう、どんなに世界が広がるだろう。
そう思うものの、なかなか読み進められない事情もわかっています。

これなら簡単そうだから、読めそうだ、これは興味あるから大丈夫。
そう思って買って帰ってくるのですが、結局、家の中に積読を増やすばかり、読めないショックを受けるばかり。
もう読書は諦めよう、と思っていたのでした。

でも、noteのクリエイターさんの記事を読んでみると、1記事ごとに起承転結があり、長すぎないので、理解して最後まで読み切れます。
また、本をまるごと1冊読まなくても、いろんな本の、気に入ったページを好きなだけ、かいつまんで読むような、贅沢な読書ができてしまいます。
こんな私でも、未知の世界と繋がれるのだ、と目の前がぱぁっと開けたような気持ちです。

そして何より、作家さんとの距離が近く感じられます。
「好き」の機能があるせいでしょうね。
出版されている本は、一方通行なのに対し、noteは相互通行も可能です。

書き手にアマチュアが多いところも、なんだかほっとさせられます。
上手に書かなければ、ということより、とにかく発信すること、自分の想いを綴ることが大事なんだ、と気づかされたりします。

記事を読んだことに対し、自分の中の気持ちが動き、それを自分の経験と結びつけて言葉で表せたら、おもしろそうです。
楽しみながら、読むことも書くことも、続けていけたらいいなと思います。


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