着物リメイク5 デザイン(?)

着物を気軽に違和感なくリメイクするために、リボンタイブラウスふうにすればよいと考えていました。

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衿を途中まで外して半分に折り胸先で結ぶアレです。オフィスの制服なんかでありそうななさそうなアレ。
私はリボンタイブラウスがとても好きなのですが、最近は流行でないのか誰もそんなの着てないですよね。と言っても私が好きで着ていたころもあまり流行っていませんでした(笑)
母の友人たちがお古をくださったので、東京スタイルや花のブラウスだったかなそういうところの割とお品のよいものを着させていただいていました。
流行おくれでしたがなんのその。私は若いころからそういうことに頓着しない好きなものを着たいと願う娘でした。
この文体で行くと着物が着れないことが不調法になってしまうので、古臭い文体はやめます(笑)
内容から若くないのはバレバレでしょうけどwww

さて、私はリボンタイが好きなのですが、なかなか売られてないのと、やっと見つけてもやたらと高い。やっと見つけたお手頃なものでは縫製の問題と言っていいのかわからないリボンと襟の境目が傷んでしまう問題が勃発してしまうので、そのあたりが悩みのタネ。しかも、自然素材派なので(と言うかちくちくするのもこすれてかゆくなるのも苦手)、ある程度の高級品でなければ化繊は痛いんですよね。。。

なのでちょうどいいかと思っていたんですけど、
実際に着物に対峙してみると、衿が太すぎてこれでリボン結びは難しいよなぁ、と言う感じ。
それに、袖にも裏地が付いていて(そらそうだ。なんで想定しなかったんですかね、私)、完全に戸惑い状態。

しかも。

しかも。

縫製がしっかりしているので、すとんと落ちて着心地良さそう。
いや、ほどきますよ、ほんと。
致命的なところのシミと言うのはわかっていますし。

しかしほんとに残念。
きっとお醤油をうっかり垂らしてしまったのでしょう。
そういう場所な気がします。

洋食は少々身を前のめりにしていただきますが、和食は背筋を伸ばしたままいただきます。いかなマナーがどうのと言ったところで人間ですからエラーはありますし、仮に身に着けてみたところ、ふくよかな身幅のようですから、お胸もふくよかだったと想定されます。

腹囲や胸囲などに限らず何かと豊かな体格(爆)と言うのは私と同じで、実際なところ私に良く似合う着物ですから、同じような雰囲気の方だったのではないかなと言う気はします。私があと10センチ身長が低ければこの着物は何とか着る方向で努力したでしょうね。

が、着付けを習いに行くお金を割く気もないですが、
のめりこみやすい私は着物みたいな高額なものの多い世界に足を踏み入れるともはやロマンス詐欺に引っかかったくらい投資してしまうのは目に見えています。
はじめから手を出さないに限ります。
と言いつつ、着付けが上手くできてすてきと思っている人が「お茶会に行ったら着付けが悪いと注意された」と言っているのを聞いて恐ろしい世界なのでやめることにした、と言うのが本音です。
着物には上には上がいます。
でも、「洋服にはとりあえず着る」というノウハウがまかり通ります!!

基本的に空気を読むのが苦手なんです。
着物を着て闊歩するマイノリティの中での常識に合わせられる自信は全くありません。
帯がつぶれるから背もたれは使わないとか意味が解りません。だって背中が重たいでしょう。

さて、では限りなく失敗する未来しか見えませんが、裏地を解いてみるとまた違う未来が見えてくるかもしれません。
とりあえずリボンタイ続行で解いてみます。

そうでなければVネックになりますが、これは前身ごろと後ろ見ごろの境目が傷むのよね(普通の布でVネックの貫頭衣みたいなのを作ったことがあり経験済み)。
なのでぜひとも衿を活用したいのです。

うまくいくといいなぁ。

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