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【読書記録】学び効率が最大化するインプット大全

こんにちは:)本日は、精神科医でもある樺沢紫苑さん著の『学びの効率を最大化するインプット大全』の読書記録です。本書の教えにならい、「3つの学び」と「3つのTO DO」をメインに書いていきたいと思います。

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はじめにざっくり説明すると、本書は効率よくインプットするための80のコツ応用法を紹介する内容になっています。1つのコツが2〜4ページでさくっと書かれており、イメージも多用しているため、サクサク読めます。わたしはちょこちょこ読んで3日かかりましたが、集中して読めば1日で読めます。

学び①:「アウトプット」前提でインプットすると記憶に残りやすくなる

これは、例えば“本を読む時は、その感想を書く前提で読む”、また、“絵画を見るならば、SNSで共有する前提で見る”ということ。

なぜこれをするかというと、後でアウトプットすると思うと心理的プレッシャーがかかり脳が緊張状態になることで、ノルアドレナリン(脳内物質)が分泌されるそう。その影響で集中力が向上し、それに伴い記憶力や思考力、判断力も上がるとのこと。結果的に、インプット効果がアップするそう。

TO DO①:なにかインプットしたいものがある時は、感想&学びをシェアする前提で行う。本、記事を読む時、映画、絵画を見る時など、真剣に理解&記憶したいあらゆるものに対して行ってみようと思います。

学び②:効率よく読む<パラパラ読み>

本の内容を効率よく、かつ深く理解する方法として<パラパラ読み>が紹介されています。手順としては、

1)本を買った目的を明確にする
2)目次を見て興味のあるものを3つ選ぶ
3)1)&2)の内容を探しながらパラパラと本をめくっていく
4)各章の最後の「まとめ」に注意しながら本の内容を把握する
⇒ここで、最初のページに戻りじっくり読む

この1)〜4)を先にしてその本の構成を把握することで、2回目で深く読むことができるそう。「全体」→「部分」の順で理解することは、脳の仕組みにもマッチしており記憶に残りやすいそうです。

実はこの本の読み方、本書を読んでいた同じ時期にたまたま見たオリエンタルラジオの中田敦彦さん(以降あっちゃんと呼ばせていただきます)がメンタリストDaiGoさんの動画に出演した時に語っていた読書術と似ているのです!(一人テンション上がりました..!)

あっちゃんといえば、「中田敦彦のYouTube大学」というYouTubeチャンネルで歴史から偉人伝まであらゆるトピックを解説しています。その際に、よく市販されている本を参考にまとめていることが多いのですが、YouTube以外の仕事も忙しいだろうに、どこに本を読む暇があるの?!というくらいのスピードでバンバン動画をアップしているのです。

そのあっちゃんの語っていた読書法は、<本の内容が分からなくても止まらずに、とりあえずざっと読む→じっくり読む>というものでした。このじっくりパートは、特に面白いと思ったところだけでもOKとのこと。欲張りすぎず、完璧を求めずいくつか面白いものを持ち帰ろうというような感覚。

最初にざっと読む時に全体の地図が頭の中で出来上がるので、その後の理解がしやすくなるそう。また、あらかじめ動画撮影の予定とお客さんを決めているので、アウトプットのプレッシャーもあり読む速さや記憶につながっているようです。

ということで、お二人を見習ってTO DO②:パラパラ読みの実践!そのまんまですが、早速次に読もうとしている同著者の『学びを結果に帰るアウトプット大全』で活かしてみようと思います。最近本を1冊読み切る体力がなく、読みかけの本が3冊、読みはじめてもいない本がその倍くらいあるので“積読”対策にもなりそうです。。

学び③:自分に必要な情報だけ届く仕組みづくりをする

著者によると、わざわざ自分から情報を取りに行くネットサーフィンは時間の無駄遣い必要な情報が向こうから勝手にやってくる仕組み作りをすることで時間を節約できると言います。確かに、なんとな〜くネットで検索しはじめて、そこからまたなんとな〜く別のことを検索して、、を繰り返してるとあっという間に時間が過ぎてしまい、その割にはそこで調べたことって数日で忘れてしまうんですよね。。

そこでいくつかの“情報宅配便”の仕組みを作る方法が本書では紹介されているのですが、わたしが目から鱗だったのが“Googleアラート”という機能。全く知らなかったのですが、この機能を使って自分の興味のあるキーワードを登録しておくと、それに関するページがGoogleからメールで送られてくるのです。

TO DO③として早速実践してみました!今は教育に興味があるのでキーワードとして“education”を登録したところ、早速メールが届きました。

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The New York TimesからMinn Postなど、色んなサイトのページを紹介してくれています。この“education”のキーワードは、カテゴリが広いためおそらく毎日膨大な量の情報がアップデートされているのかと思います。今のところ1日あたり10個くらいのニュース記事と2〜3のWEBページが毎日送られてきます。様々なメディアのページが紹介されるので、異なる立場の情報を得て物事を中立的に公平に見るのにも役立ちそう。

最後に

精神科医の方が書かれているということで、もっと専門的な内容や最近の研究データが多いのかなと思っていたら、それらはシンプルにまとめられていて、初心者向けというか誰でもサクサク読める構成になっていました。逆にシンプルすぎて、“ある研究によると..”との記載に「いつのどこの研究?!」とつっこみたくなることも。最近オンラインコースで論文読む機会が多くて、そういうものは出典や引用きちんとしているのでギャップで気になるだけかもしれません。。

この勢いで『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んで、さらにアウトプットしたいと思います。その際はまたここで記事を書くので、興味のある方いらっしゃればまた覗きに来てくださると嬉しいです:)

最後までお読みいただきありがとうございました。それでは!