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漫画で始める自己開示

アルさんのやられているこの企画すごくいいですね。
ちょっと前に流行っていたのをやってみました。

最近、Liboraのメンバーで漫画を勧め合うというのをやってます。
どんな漫画を読んできて、どんな漫画が好きで、どういうシーンに共感するかって話をすると相手の事が少し分かったりするからです。

とにかく勝つのが好きな人もいれば、主人公が挫折をして乗り越えるところに共感する人もいる。
漫画の共有は自己開示を簡単にしてくれる方法と捉えてます。
1冊を読むのにそこまで時間がかからないのも良い点ですね。

という事で、
「誰が興味あるねん!」という声も聞こえてきそうですが、
自己開示も込めて、影響を与えてきた漫画5つを共有します!


...それにしてもコマ投稿できるアルのサービスもすごい良いですね。
(褒めすぎてステマみたいw)


構成する5つの漫画

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あひるの空
 『ヒカルの碁
 『左ききのエレン
 『鋼の錬金術師
 『アドルフに告ぐ
の5冊を選びました。

こうやってみると、
物事に対する捉え方や思想に漫画はかなり影響してるな〜と思いました。

前三冊はその時々の自分の才能に対する憧れ・あり方とリンクしています。
小学生〜中学生:『ヒカルの碁』
高校生〜大学生:『あひるの空』
社会人〜現 在:『左ききのエレン』
です。
この三冊は自分にとって不動の三冊です。

後ろの二冊は新しい世界観や倫理観を教えてくれました。


天才に憧れる

『ヒカルの碁』は、
囲碁に全く興味のない主人公ヒカルが名もなき天才棋士・藤原佐為の霊と出会い、ライバルたちとの切磋琢磨を経てトップ囲碁棋士となる漫画です。
2000年前後には囲碁ブームを巻き起こしましたね。

この作品はまさにジャンプらしい、圧倒的な才能で主人公が成長していきます。
子どもの頃って天才に憧れますよね。自分の事も天才だと信じているので、ヒカルのような成長角度を自分も体現できると思っていました。笑
(当時、囲碁をやっていました。)

当時、一番好きだったのはヒカルと洪秀英(ホン スヨン)の対局。
ヒカルの才能が一段階上がり、周囲からも才能を認識された一戦でした。

歳を取ってからは、
伊角さんがプロ試験に落ちて院生をやめた後、中国棋院で鍛錬を積むあたりが好きです。
『心の強さ』を伸ばす事の重要性に気づかされるストーリーでした。


現実を見る

世界一好きな漫画が『あひるの空』です。

ストーリーは身長が低い高校バスケットプレーヤーの主人公・空が、
最弱バスケ部に入部して、高みを目指すストーリー。
魅力的なキャラクターが多いのも良いんだけど、何よりも言葉のチョイスがダントツですごい。

この漫画に出てくる主要なキャラクターも言ってしまえば天才が多いのですが、
どこか現実的な部分が多かったり、人間臭かったりします。

高校生・大学生にもなると、自分がいわゆる天才ではない事には気づいていて、
それでも何者かになりたく頑張っている時期でした。

周囲の天才に圧倒され、バスケ部をやめそうになるんだけど、
天才と思っていた人たちは自分以上の努力をしてた事を知って「何やってんだ俺...」ってなるシーン。


凡才である事を受け入れ、その上で努力する姿に憧れたな。


違う形で天才を目指す

『左ききのエレン』は天才のエレンと凡人の光一の話なんだけど、
もう1巻の初めのこのキャッチコピーに全てが詰まってる。

もう光一の天才への渇望と、現実との葛藤と、そんな事関係なしに天才のエレンとの関係が読んでて辛い。

辛いから読んじゃう。そんな漫画。

天才とか才能とか、そういうワードについて考えた事ある人なら絶対ハマる自信あるし、
広告代理店周りの話もあるから、ビジネスマンも読んでて面白いと思う。


そして『左ききのエレン』といえば、特に今は チーム の話も多いので、
その点にも注目です!


新しい世界を知る漫画

ここまでの天才云々とは全然異なる軸になりますが、
漫画は時に体験できない体験を擬似的に体験することができるツールでもあります。

『鋼の錬金術師』と『アドルフに告ぐ』は、
ジャンルやテーマは全く異なるものの、この二作品は多くの事を考えるきっかけを与えてくれます。

例えば、戦争はその一つでしょう。

『鋼の錬金術師』であればイシュヴァール殲滅戦が、
『アドルフに告ぐ』はヒトラーを題材にした漫画なので、全てが戦争に関係する話になります。

幸いな事に、今のところ私たちは戦争を直接知らないですが、
その環境下の異常性を認識できていないと歴史を繰り返す事になります。
そういう点では、小さい頃に手塚作品や『鋼の錬金術師』を読んでいた経験は大きかったと思っています。

『アドルフに告ぐ』はいきなりはハードかもしれませんが、
『鋼の錬金術師』は主軸が錬金術の話で、ストーリー共に面白いので、
まだ読んだ事ない人にはめちゃくちゃおすすめです。


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という感じで、自分を #私を構成する5つのマンガ に関して書いてみました。
冒頭に書いた通り、社内で漫画を教え合う事が多く、ちょっとだけではあるけども自分を伝えるきっかけになって良いなと思っています。

周りの人と話すきっかけにもなるので、
好きな漫画や影響を受けた漫画を教え合うというのはありですね!


Twitter(@LiboraPacabro)もやっているので、よければフォローしてください。

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