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地方企業での複業と、リモートワークによる可能性の広がりを垣間見れる実例紹介

こんにちは。LiB中野です。

LiBでは2/1に「コーポレートアイデンティを刷新し『ワークシフト』支援企業へ」というリリースを発表しました。新しいミッションには、「1人の可能性をどこまでも活かせる仕事のカタチをつくっていく。」を掲げることに。

そして、「ワークシフト」という言葉には様々な意味が含まれますが、キーとなるのは、「時間と場所の制約」を解き放つのに最もインパクトのあるリモートワークです。

リモートワークの浸透により、僕自身も東京に住み、LiBの社員として働き、一方で地方の企業で複業するという働き方をしています。

また、自社、及びサービスを通して、リモートワークに関する事例も多数できてきました。このnoteでは、リモートワークで変化した生き方・キャリアの可能性の広がりについて、実例を交えて紹介します。

「もう少し子ども達が伸び伸び過ごせる家の方がいいかなぁ」を起点として大分に移住した話

まず、2021年秋に家族5人で大分県に移住し、現在フルリモートワークで仕事をしている弊社品川の実例です。

移住前までは都内のマンション在住。子どもが3人いる家庭でスペース的にも限界が近づいており、「もう少し子ども達が伸び伸び過ごせる家の方がいいかなぁ」と夫婦で相談を始めたのがきっかけだそうです。

その頃、既にLiBではフルリモートでの勤務が主流になっていたので、「どうせ引っ越すなら東京にこだわる必要ないよね?」ということで、ゼロベースで日本全国から移住先を選んで大分を選択したとのこと。

そして、大分の中心地からそれほど遠くなく、とはいえ周りは山や田んぼに囲まれている気持ちの良い場所に移住。

何よりうれしいのは、子どもたちが広い空の下で、山での虫取りや海の生き物の観察などで思いっきり外で遊べること。そして、兄と弟が家の中で興奮して暴れまくったりケンカをしても、家が広いので親が心穏やかにいられることもありがたいポイントとのことです。

品川のように、子どもをきっかけに引っ越しを検討する方が4割近くいるという調査結果もあったりします。

「引越ししようと思ったきっかけについて最も多かった回答は、「子どもの誕生や成長」でした。100家庭のうち、41%がそう答えています。」

出典:最近引越した、東京勤務のママ・パパ100名にアンケート!

引っ越し先の検討にあたり、リモートワークにより場所の制約が取り除かれ全国から選べるとなると、生き方の可能性も大きく広がるのではないでしょうか。

ちなみに、品川が移住とリモートワークについてまとめたnoteがあるので、
よろしければみてみてください。

▼記事はこちらから
https://note.com/kosuke_shinagawa/n/nd82d77985283

東北在住30代後半4児の母が、
フルリモートワークで東京の会社に
社員登用をうけた話

次に、弊社のサービスを通して、東北在住30代後半4児の母がフルリモートワークで東京の会社に社員登用をうけた会員様の実例をご紹介します。

この会員様は専門学校を卒業後、新卒で東北の地銀に入行。預り資産獲得のカウンターセールス業務で活躍されながらも、産育休復帰のたびに仕事が少しずつ剥がされてしまう感覚があり、キャリアが伸ばせないことに悩んでいました。またご自身の業務経験が社外での転用性が低く、リモートワーク経験もほぼないことに危機感も感じていらっしゃいました。

「4人の子供を生みながら育てながら仕事してきたが、これからは自分の時間がドンドン増えていく。子供の手が離れていったときに自分のキャリアにプラスになる経験が得たい。」

そのような想いをもたれている方で弊社でご支援を実施。

就労開始からたった3ヵ月で圧倒的な信頼を獲得し、同社から社員登用のラブコールを受け取られました。そして、銀行にお勤めの頃に比べても大幅な年収UPも伴う社員雇用を、遠隔からのフルリモート勤務のカタチで実現されました。

上京して転職した理由について、「地方より仕事が多い」というのが1位になった調査結果があります。
(出典:【上京して転職した理由ランキング】経験者192人アンケート調査

また、別視点で、東京から地方移住への不安1位が「働き口がみつからない」です。
(出典:東京在住者の「地方移住に関する意識調査」

しかし、この会員様の実例を踏まえると、テレワークの広がりにより地方からでも東京の会社で働ける可能性があります。これは、生き方の可能性を広げることになるのでないでしょうか。

この会員様の話については、弊社佐藤がまとめた記事がありますので、よろしかったらみてみてください。

https://note.com/yosuke_s_lib/n/n9f1b74727072

東京で会社員として働きつつ、
複業として名古屋企業の取締役CMOになった話

最後の実例です。この実例は僕自身の話です。

現在、LiB社員として働いていますが、3/1より、創業100年を超える「ういろう」などの名古屋土産で有名な株式会社青柳総本家の、非常勤取締役CMOを拝命しました。

2020年の秋頃から、マーケティングまわりで事業運営に関わっており、今回のお話をいただいた経緯です。

名古屋に出張する機会もありますが、東京をベースとしており、会議は基本的にオンラインで行っています。

名古屋に毎週出張するような働き方だと、LiB業務の兼ね合いもあり、相当厳しいイメージです。しかし、リモートワークにより移動コストを削減できてるからこそ、この両立が実現できています。

定番おみやげのカエルまんじゅうをマリトッツォ風にしたケロトッツォ

LiBでは、メインサービスである「LIBZ」にまつわるWeb領域での無形商材。青柳総本家では、SNS等のWeb領域もあるものの、卸先や実店舗などオフライン領域での有形商材のマーケティングに携わっています。

「ひとつの会社で出社して働く」という世の中だとできない経験&チャレンジをする機会をもらい、それぞれの会社の柔軟性に本当に感謝しています。

LiBの新ミッションである「1人の可能性をどこまでも活かせる仕事のカタチをつくっていく」。僕自身の働き方も「1人の可能性をどこまでも活かせる仕事のカタチ」のひとつの事例です。それは個人にとっても、企業にとっても、それぞれの可能性を広げることにつながる価値ある取組みだと感じてます。

なので、まずは僕個人がしっかりその可能性を体現する。そして、LiBの事業として、より多くの個人&企業に広げていく。そうすれば、世の中が前進するのに少しは貢献できるのではと思っています。

紅茶に合わせるういろう「Willows」

なお、青柳総本家では、人気ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とコラボレーションした和菓子「スライムういろう」が登場。2022年3月12日(土)から5月31日(火)までの期間限定で発売しています。

オンラインショップでも販売しているのでよろしかったぜひ!
http://www1.enekoshop.jp/shop/aoyagisouhonke/item_detail?category_id=375462&item_id=2847716

リモートワークの浸透で、地方と首都圏の
人材流動化が加速し、
個人・企業にとって好循環になる可能性

これまでに紹介した

  • 地方に移住し、首都圏の企業でフルリモート

  • 地方在住で、首都圏の企業でフルリモート

の実例について、この流れは、「地方に住みたい&住んでいる個人」、また「首都圏の企業」にメリットのある話ではあります。ただし、地方企業にとってはメリットが薄いですよね。

一方で、僕自身の働き方である

  • 首都圏に住み、首都圏の会社で働き、地方企業でフルリモートで複業する

については、「首都圏に住む個人」にも、「地方企業」にとっても明確にメリットがあります。ただし、地方に住む個人にとってはメリットが薄くなります。しかし、地方から別の地方の会社で働く可能性も含めるならメリットのある話です。

つまり、リモートワークが浸透することで

  • 個人:場所の制約が無くなるため、全国から仕事が探せる(選択肢が増える)

  • 企業:求職者探しにおける場所の制約がなくなり、全国から求職者を探せる(選択肢が増える)

となり、個人、企業双方にとって選択肢を増やせることに繋がります。個人にとっては生き方やキャリアをより充実させる。企業にとっては事業成長をより加速させる好循環が生まれるのではないかと感じています。

時代は変化している。自分の生き方、キャリアを考えるきっかけに現状把握はいかがでしょうか?

まだまだではあるものの、ここ数年でリモートワークが一気に広がりました。そして、その広がりをきっかけとした、生き方・キャリアが広がる可能性について実例を交えて紹介しました。

僕自身は働く条件において「リモートワーク」を高くは位置づけていません。しかし、リモートワークが広がった事象も起因して、複業という恩恵を受けることができました。なので「リモートワーク」を希望している人はもちろん、「リモートワーク」を必須としていない人にとってもメリットのある事象だと思っています。

一方で、情報を知らないことには選択もできません。時代は変化しています。これまで考えていなかった自分の可能性が広がっているかもしれません。ということで、自分の現状把握も含めた情報収集をしてみるのはいかがでしょうか?

そして、宣伝も含みますが、LiBのサービスである「LIBZ」では、生き方に合わせて働き方を選択することが実現できるようサービスを運営しています。これからもより、価値を届けられるようやっていきますので、よろしかったら登録してみてください。

新しい働き方と活躍を叶えるジョブマッチングサービス「LIBZ」
https://career.prismy.jp/


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