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暮らしは人

Q.どこでも住めるとしたら?
どこに住んでどんな暮らしをしてみたい?

A.地元で暮らしたい
家を建てて家族仲良く暮らしたい

これは理想です
私は転勤族だからそんなことできない

定住できないつらさに慣れてしまっているけど
環境の変化にとてつもなく弱い私

知っている街で知っている人たち知っているお店
その環境が私にはちょうどいいからどこにでも住めるなら
私は地元がいいです

田舎のコミュニティ

私の地元は田舎です
誰がどこの大学に行った
この前どこの家の誰が救急車で運ばれた
あの家にここから嫁が来た子供が生まれたなど

密すぎるコミュニティがあります
けど私はこれが嫌ではない

これが息苦しくて都会はサイコーなんて人もいるから合うか合わないかははっきり分かれるんだろうな

SNSなんかいらないくらいの筒抜けな情報

私の小さい頃を知っている大人がたくさんいる
私が小さい頃の知らない話を知っている大人がたくさんいる
私が結婚したことを皆知っている

家族や親戚でもないのになぜか知っている
これってすごくありがたいことだと思います
昔は小さかったのにこんなに大きくなったねとか
こういうことがあったんだよとか
結婚おめでとうとかお祝いくれたり

家族でも親戚でもないけど
そうやって声をかけてくれる大人がたくさんいるってすごく温かいなと感じます

もちろん良いことだけでなく悪いこともきっと知れ渡っているだろうけど嫌ではない

人間関係が薄い所で生活するより
少しウザくてもたまに嫌になったりしても
こうやってコミュニティにいれるならそれは有難いことだしなんだかんだ楽しい

だから地元で暮らしたいの1つに人もあるんだと思います

定住への憧れ

親の引越しが多かったのもあって定住したくてもできませんでした

同級生とばったり会うことも
かかりつけの病院も
いきつけのお店も美容院も

当たり前のようにあることが私は少なくて

ずっと同じ場所に住んでいる人が羨ましい

成人式の時
私はホテルを取りました
すでに引っ越していてその街に住んでいなかったからです
友達は家から
いきつけの美容院で髪をセットしてもらったり
親から会場まで送ってもらったり

成人式ですら私は住んでいる家から行けなかったし
地元ではない中学校だけそこに通っただけで出席した成人式でした

地元の成人式に出席している皆が
小〜中学校一緒で成人式に出席できる皆が羨ましい

不変のもの

保育園から中学校まで一緒の友達
小中高同じ友達
私には絶対にできない友達

転校して6年間同じ小学校にも通っていないし
中学校からは全く知らない環境で
高校も選択肢が東京のみ

母は仕事が続かずいくつも職場を転々としていたのでその都度引越しをしていました

だからずっと同じ場所に家があって
近所には友達の家があって
憧れる

理想の設計図

実家に近めの場所に
私たちで建てた家があって帰ってくる子供達がいる

2階建てで
和室はほしい
バリアフリーの家がいいな
キッチンとリビングは戸で仕切れるようなのがいいな
駐車場が道路に面してるのが苦手(慣れてない)なので庭に車数台おける車庫がほしい

子供たちにはかかりつけもいきつけもあって
買い物に行ったらばったり友達と会ったなんてこともあったらいいな

その上で

セカンドハウス?はいらない
多拠点生活?は実家と家との行き来でお金も体力もなくなって向いていないと実感

私には拠点は1つで充分すぎる

1箇所でそこだけで私はもう満足です

暮らすということ

雪は降るので冬は寒いし夏は暑くて
田舎だから栄えてなくて
東京に比べたらお店も全くなくて
電車もバスもさほど走っていなくて
車がないと生活できない

不便な生活でも
そこにしかいない人がいます

私にとって暮らすというのは生活環境<人間環境

今はネットが発達しているから
服だって家具だって家電だってなんでもネットで買える

お店だって通販があるとりよせがある
カフェだってそれなりにはある

多少生活には不便でも暮らすことには不便じゃないです

1人では私たちだけでは暮らしてはいけないから
周りの人の助けや関わりなくして暮らすことは難しい

同じ場所でも人は変わるし
同じ場所でもいつかなくなる場所もあるけど
同じところにいてそれを1つの流れとして捉えられるような生活がいいな


#どこでも住めるとしたら

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