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人は傷つくことを自分が受け取った分だけ傷つく

コーチングセッションをしていて、どこかで読んだかも忘れてしまった、
この言葉を思い出しました。

人は傷つくことを自分が受け取った分だけ傷つく

禅問答のような言葉に一瞬「???」と頭に浮かびましたが、時が経ってこの言葉を思い出す度に、本当にそうだなと思います。

人に何か嫌なことを言われた
人に理解されていないと感じた
人に認められていないと感じた
人に雑に扱われたと感じた

そして、傷つく

何か嫌なことを言ったのも、理解していないのも、私を認めていないのも、私を雑に扱ったのも、他者です。
つまり私にとっての傷つけた相手“加害者”がいて、傷ついた私は“被害者”だというワールド。

けれど、心の深いところに潜って自分を見つめていくと、傷つくことを自分が選択していることが見えてきます。

例えば、人に雑に扱われたと感じた場合
私も最近ありました。
ある人から頼まれごとをされて、調べて、考えて、丁寧に返信したのに、
なかなか返信が無くて、最終的にきた返事が、あまりにも素っ気なかった…
ムッとしたと同時に、傷ついた自分がいました。

でも少し時間が経ってから、落ち着いて、傷ついた自分を深く見ていくと、その相手にとって自分は価値がない、だからこんな対応をされたのだと自分が解釈していることが見えてきました。つまり『自分には価値がない』という自己認識と結び付けて、『その相手と比べて自分は優秀ではないからだ』というおまけの解釈までくっ付けて傷ついていました。

そもそも、返信が遅かったのも、返信が素っ気ないと感じたのも、単に相手が忙しかったからかもしれないし、単にそういう人なのかもしれません。
事実と解釈を分けること、そして自己認識、セルフイメージに気付くこと。大事ですよね。

もちろん、簡単にいかないこともあるし、傷ついて疲れてしまったら、自分を休ませてあげること、癒してあげることも大事♪

同時に、自分自身が、ご機嫌でいられる選択、解釈を意識していけるといいのかなと思います。

吉川美有紀の自己紹介とLIFE STORYはこちら

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