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日本で最大のアナログマーケットを変革する2つのエコシステム

みなさんこんにちは。
リブ・コンサルティングの篠原です。

「日本で最大のアナログマーケットをみんなで変革しよう」

どのくらいの方がこの合言葉を覚えていただけているでしょうか。
「なんだっけ?」がほとんどな気がするので、お時間があればぜひこちらの記事を覗いてみてください。

日本で最大のアナログマーケットをみんなで変革しよう

こちらの記事ではどんな想いで業界変革を進めていきたいのかということをざっくりまとめているのですが、具体的にどのように変えていこうと考えているのかを今回は記載していきたいなと考えています。
今回は事業グロースのナレッジとは少し離れての番外編です。

日本で最大のアナログマーケットを変革する2つのエコシステム

業界変革と一言でいっても結構大変だと思うんですよね。
特に住宅・不動産という今まで変わってこなかった業界にはそれなりに「変わらない・変われない・変わらなくても良い」理由があるからだと考えているので。

じゃあ、そのままでいいのかというとそれもまた少し違っていて、このままだと業界全体の持続可能性は極めて低いですし、いびつな構造を変えていかないといけないというのはかなり強いと思います。

でもそれをストレートに変えていこうとしても時間もお金もお偉いところからの圧力への耐性もたくさん必要なので、工夫しなきゃなとずっと考えてました。

その上で、現段階で僕が業界変革の手段として考えているのは2つのエコシステムの創造です。
様々な新しい波がある中で、一つ一つをさざ波にするのではなく、一丸となって大きなうねりにしていくための個社単位を超えた仕組みを創ります。
それぞれ簡単に紹介します。

① アナログマーケット変革共感型エコシステム


1つ目は、アナログマーケット変革共感型エコシステムです。

アナログマーケット変革共感型エコシステム

最近、たくさんの新しいソリューションが生まれている中で、
サービス提供側からすると、業界の解像度が低かったり攻略の仕方がわからなかったり、
業界企業側からするとよく分からなかったり新しいものを導入するパワーがなかったり。
深いところでのお互いのミスマッチが発生している気がするんですよね。
そのそれぞれの立場に共感をしつつうまく僕らがハブとして入ることができればこの状況が前に進むと考えています。

そもそも僕らリブ・コンサルティングのアセットに焦点を当てたときに、かれこれ10年以上の間で何百もの住宅・不動産会社の皆さまと経営層から現場までがっつり関わってきたこともあり、業界のネットワークや経営ナレッジ、現場のインサイトがかなり溜まっております。
その上で、僕らの
1)ナレッジを活用し可能性を秘めたソリューションのPMFを促進し、←noteはココの一部
2)ネットワークを活用して業界に向けてそのソリューションの必要性を発信をし、
3)実行伴走コンサルにより業界企業に向けた落とし込みを行う
ことで、良いソリューションがもっと良くなりもっと業界に広がりもっと現場に浸透していく流れが創れると確信しています。

noteではこの1)の部分をうまく前に進めたいなと思いながらやっています。
2)に関しては業界の経営層が集まるイベントでは国内トップのイベントを保有しておりますし、3)は10年以上やってきている領域です。

まだ走り始めてわずか1年ほどですが、皆さまのおかげで形は見えているのであと1年ぐらいで完成させます。

② 地域発スタートアップ共感型エコシステム


2つ目は、地域発スタートアップ共感型エコシステムです。

地域発スタートアップ共感型エコシステム

こちらは既に生まれているソリューションを伸ばすのではなく、これから生まれてくる新しいイノベーションに目を当て、地方や行政を巻き込みながら業界・社会課題解決の新しいスキームを生み出すというものです。

これまでポテンシャルはあるものの、日が当たりづらかった地方・大学発スタートアップに目を当て、業界・社会課題に興味があるけど実現に向けて一歩踏み出す機会がない大手や地場の優良企業や地方行政を巻き込んでプロジェクトを進めていくモデルです。

そもそも地方発スタートアップはVCからの投資も集まりづらいですし、大学発だと海外とは違い研究費なども限られています。一方で大手企業や地場の優良企業は結構会社にお金余ってるんですよね。ただ、社会・地域のために何かをしたいと考えているけど具体的なアイディアや進め方を考える部分は苦手。

お金はないけどアイディアはある地方・大学発スタートアップと、お金はあるけどアイディアを練ることができていない大手や地場の優良企業。それぞれのアセットでそれぞれの欠点を補完しビジョンを実現する、そんなエコシステムを創造します。

僕らリブ・コンサルティングとしては実は住宅・不動産領域以外にもMaaS関連やエネルギー関連でも強みを持っており、そういったテーマで地方行政と新しいモデルづくりを進めるプロジェクトを何本も動かしています。こういったインダストリーの垣根を超えた大きな挑戦というのももっと生み出していかなければならないと考えています。

ここは、2025年までにはカタチにすると決めているので、いまはメンバー全員で必死にその種探しをしています。

おわりに

ということで、今回は日本で最大のアナログマーケットを変革するために考えている手段についてまとめてみました。
上記の2つのエコシステムをしっかりと創造できれば「すぐに」とはいかないまでも、この多くの負を抱えている業界やそこを基盤とした日本の社会が「着実に」前に進んでいく仕組みができるのではないかなと考えています。

若干採用向けのnoteに近い感じにもなってしましましたが、1人でも想いに共感してくれる人や一緒に実現に向かって進みたい人がでてきたら嬉しいなと思います。

「日本で最大のアナログマーケットをみんなで変革しよう」

ありがとうございました。

株式会社リブ・コンサルティング
住宅・不動産インダストリーグループ
マネージャー
篠原健太


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