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キャリアの強みを明確にできると「天職」が待っている話

皆さん、こんにちは!本田祐樹です。

本日は「キャリアの強みを見つけよう」というテーマでお話をしていきます。

転職活動では自分をしっかりアピールする必要があります。

しかしながら多くの人は今までのキャリアにおける強みや得意分野を上手くアピールできていません。

過去の記事でもお話していますが転職は「マッチング」なので、自分のアピールが上手くできないと納得のいく企業と出会うことすら出来ないでしょう。

そこで本日は自分のキャリアをアピールしきれていない、以下のような悩みの方に向けた記事になります。

「自分の強みや弱みを聞かれて上手く答えられない」
「自分の経験やスキルが転職活動で使えるものなのかよく分からない」
「企業はどんなスキルや経験を評価しているか先に知っておきたい」

この記事を書いている私は、会社経営をしていて採用する立場として転職活動に参加させて頂いております。

せっかく良い経験やスキルがあるのに活かしきれていない方たちに向けて、本日の記事でちょっとしたお手伝いが出来るはずです。


キャリアの強みで天職先が見つかる

結論、キャリアの強みを明確にしておくことで転職活動において「天職」を見つける事が出来ます。

「転職先」ならぬ「天職先」とでも呼びましょう。

ちなみにですが求人を見るときに「今の仕事内容に似ている」という基準で探していませんか?

悪くないですが私個人としては勿体ないと思います。

サラリーマンを2,3年やっていたら分かると思いますが、仕事って仕事内容だけではないんですよね。

人間関係、意思決定範囲、企業風土、顧客の業界など様々な変数があるわけです。

膨大な変数の組み合わせによって、「成長度合い」「活躍度合い」「やる気」が大きく変わってきます。

そして皆さんが「成長できて、結果も出せて、やる気も上がる」という天職に巡り合うには、今までのキャリアの強みが活かせる企業を探すべきです。


キャリアの強みは誤解されている

就活のときから「自分の強み」というのは考えさせられてきましたが、実際のところ難しくないですかね?

この記事を書いている私も自分の強みを明確にできるまで結構時間がかかりました。

「○○さんと違って資格や実績がないしな」

そんな風に考えている方が多いのではないでしょうか。

結論、資格や実績という目に見えるものは強みではありません。

もちろん資格や実績があれば鬼に金棒って感じですけど、「キャリアの強み」という意味では本質ではありません。

資格や実績は結果です。

企業が面接で聞きたいのは「営業成績1位?だから何?」という続きの部分であって、続きの部分こそが「強み」の部分です。

「え?でも結果を出している人は優秀ということでは?」

そんな風に思われるかもしれませんね。

仰るように結果を出す人は優秀な人ですよ。

でもよく考えてみてください。

中途採用において結果がそんなに重要だったら、書類選考と試験だけやっとけば済む話ですよ。

それじゃあ大学受験と同じです。

くり返し言っておくと結果を出す人は優秀なのは間違い無いです。

結果とは別で企業が知りたいのは「あなたがウチでも活躍してくれるか?」ということです。

冒頭でお話した「マッチング」の意味です。

「そんなこと言われると強みなんて見つからないよ~」

そんな感じで惑わせてしまったかもしれません(^^;)

一番肝心の「強みの見つけ方」はとても簡単です。

以下のようなことを自問自答してみてください^^

「仕事をするうえで自分なりに心掛けていたことは何ですか?」
「どういう時に、周りから褒められたり頼られたりしますか?」
「特に一生懸命やった仕事を1つ挙げるとしたら何ですか?」
「後輩や新人に一番教えたいことは何ですか?」
「誰かに頼まれたわけでもないけど自主的にやったことはありますか?」

コツは考えるのではなく思い出すことです。

イメージしやすいように上記の質問を例として回答を作ってみると以下のような感じです。

「仕事をするうえで自分なりに心掛けていたことは何ですか?」
⇒スピード感を意識していたので、締め切りや納期は2,3日ほど余裕を持てるような動き方をしていた。おかげで「仕事が早い」と言われることがある
「どういう時に、周りから褒められたり頼られたりしますか?」
⇒会議の進行やグループワークでのまとめ役を任されることが多かった。他人から意見を引き出したり、建設的な議論になるようコントロールしていたところを評価されていたと思う。
「特に一生懸命やった仕事を1つ挙げるとしたら何ですか?」
⇒部署のテレワーク対応。現状の業務を整理して、事務所に来なくても仕事が回るにはどうしたらよいか、ということを上司と一緒に必死になって取り組んだ。特に大きなトラブルなく対応できたので達成感があった。
「後輩や新人に一番教えたいことは何ですか?」
⇒論理的思考力を教えたい。自分も論理的思考力を身に付けたことで、経験したことのない仕事を振られても、出戻りを少なく効率的に進められたことが多かったため。
「誰かに頼まれたわけでもないけど自主的にやったことはありますか?」
⇒既存の営業先に、業界の市況をまとめたレポートを毎週欠かさず送っていた。自分の勉強にもなったうえ営業先からの信頼も得られた。


自分の可能性は自分では分からない

強みというものは自分では気づかないことが多いです。

人間って不思議ですね。

だからこそ転職活動に苦戦する人が一定数いるのでしょう。

仕事内容や給与だけでなく、「強みを活かせるか」というポイントで転職すると自分でも思っても見ないキャリアになることもあります。

お気づきかもしれませんが、「強み」というのは目に見えないスキルだからです。

専門用語で「ポータブルスキル」「ソフトスキル」とも言われます。

資格や実績と違って、「強み」の大きな特徴は横展開できるところです。

キャリアアップ、キャリアチェンジ、独立を実現している人は、自分の強みをしっかり理解して活かせる環境を選んでいます。

前職と全然違う業界に転職したとしても、転職先の業界で活躍できるなら自信になると思います。

皆さんも今までのキャリアを振り返って、1つで良いので「強み」を明確にしてみてください。

漠然と転職活動をやるよりも、「こういう仕事もチャレンジできるかも」という感じで選択肢が広がるかもしれませんよ^^

本日は以上です!

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