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正月の日本探し


お正月には、おめでたい七福神巡り
まだまだ人気ですね。元祖スタンプラリー、江戸時代から続くブームなんてそうそうありません。
徳川家康の政治参謀で、多分、明智の光りに秀でた人が生き残って名前を変えた天海僧正が、寿命、富財、人望、清廉、威光、愛敬、大量を七福としたそうです。
恵比寿、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天
それぞれがヒンドゥー教、仏教、道教、神道など様々な出身で、we are the world。日本出身は恵比寿さまただ1人です。

日本は、カトリックの奴隷侵略を防ぐために江戸時代から鎖国と言う名の管理貿易になったので、日本は閉鎖された民族の誤解がありますが、あらゆる文化を取り入れる柔軟さがあります。
日本の象徴である米も、外来種です。
日本産だと思われる野菜はほとんど外来種なほど、逆に日本ほど外来種を取り入れる国は少ないそうです。
大陸と程良い距離にあるので、自然体系からも人意貿易からも外来種の多様性です。

紅葉の、外来種を多様に取り組んで得られた錦を織りなす風景は、外国人観光客にも人気です。海外の紅葉の葉は3種類ぐらいしかないそうですね。
観光客に人気の銀座も、外来種の多様性です。
ファッションだと銀座のブランド通りは海外ブランドばかりです。
日本産はユニクロとダイソーとか、華やかさの銀座を逆に庶民的にしちゃってるのが国産っていう皮肉です。
みんなが持ってるスマホだってSNSプラットフォームだって外来種ばかり。
テクノロジーと言えばソニーや松下だったりが世界を席巻していましたが、見る影もありません。

日本の伝統に目を向けて、宮内庁が演奏する神道の雅楽。右方は朝鮮半島からの文化、左方はシルクロード大陸からの文化、なんて外来種です。
日本文化の象徴たる皇室も、そもそも高天原からの天津神が、国津神いる地上に降りたなんて、外来種を示唆しています。
そんなこと言ったら、スピ系でいうスターシードなんて、地球外の惑星から来た魂を持つ人なんて外来種です。
そうです、日本は外来種の降り立つ良い国です。
純和風とは、外来種を純粋に和した正月です。
あけましておめでとうございます。

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