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宇宙に流す追体験

牛などは反芻動物と呼ばれています。
反芻(はんすう)とは、一度飲み込んだ食べ物を、胃から再び口の中に戻して、また噛み味わうことです。

人は過去を思い出し反芻します
楽しいことを思い出してまた楽しむのはいいですけど、苦しんでることを思い出すのは、解決より悪化しているのが現実な感じをしてしまいます。

科学実験において、実際に針などで刺されて出るストレスホルモンも、刺されている他人の映像を見るだけでも同様のストレスホルモンが出るのを観測されてます。
つまり思い出すのは実際の経験と同じです。

心理療法やスピリチュアル療法でも、原因を除去するために過去の嫌な経験を思い出して分析して解決しようとします。
これは脳で処理する考え方です。
過去を思い出し当然追体験するわけですから、脳から指令が出て副腎などからストレスホルモンが出て身体を蝕みます


牛の反芻は、実際は消化器の中の微生物が分解しやすいようにするためです。
私たちも、楽しく美味しい過去は思い出して脳で楽しみ、苦しい過去は口に戻さず腸などの消化器官の微生物にお任せするのがいいと思います。

「腸に心がある」丹田こそ重要です。
腸こそ宇宙と同期して、腸内細菌は共振するエネルギーとも考えられます。
嫌な経験は腸内細菌で消化して、宇宙に栄養というアカシックレコードに返してしまいましょう
繰り返し考え味わうのは美味しいモノだけで良い、脳の海馬で思い出し、脳でバーチャル体験を楽しむ娯楽で良いのじゃないかと思います。

自分個人では楽しい経験こそ反芻し、苦しい体験は消化器で輪廻反芻してもらう考え方です。
時が経ち、腸でしっかり昇華した自分から出たウンコを観察して、もう原型が残ってないクソな経験を見て、クソだけにクソだとナジっても感情は揺れません。もうトイレという体外に手放して流してます。

良いことだけ反芻して楽しむ、苦しいことは腸宇宙に任せてトイレで流す。
心理療法から手を洗いましょう、“お手洗い”なだけに。


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