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ラーメン味から夫婦3人関係トリレンマ


以前に、男と女の2種類ではなく3種類でもよかったのにと書きました。
フッと、ジャンケンって偉大だと思いました。
三すくみの関係性はバランスや相互依存を感じて、やけに秩序的だなぁと。
それぞれの個性の利点と欠点があり、選択や行動でバランスを保つ。
現実世界での対立や協力などの状況にも当てはまる気がします。
競争的な側面と協力的な側面が組み合わさって、適切なバランスで調和する感じです。


男女の二元論だから、ぶつかります。2面は対立を現します。
夫婦喧嘩は1対1だから、どちらが上か、どちらが間違っているか、争い事になる。
よく話し合ってとか、妥協点を探してとか、譲れるところは譲るなど、どんな処世術も一定の我慢が出てきます。


1対1は危険です。

カトリックvsプロテスタント
生活しながら隣人がどちらなのか疑心暗鬼のまま、欧州の地で何世紀もの戦争です。

共産党vs国民党
大陸の中でつぶし合い、現在も日米を巻き込んだ台湾海峡に緊張が走ります。

皇道派vs統制派
226事件までいった、現在の日本でも想像できるリアルな国内危機でした。

ワク信vs反ワク
終わったような終わってないような、現在日本の国内冷戦かもしれません。


「三竦み(さんすくみ)」をコピペします。
ヘビがナメクジをこわがり、ナメクジはカエルをこわがり、カエルがヘビをこわがる様子から「お互いに動きがとれなくなる」意味。
膠着ともいえますが、平和ともいえます。

難しい話、国際金融のトリレンマがあります。
3つの政策、「自由な資本移動」「固定相場制」「独立した金融政策」を同時に実現することができないことです。
これは政策次第や政治次第ではなく、原理として不可能なことです。
私はこれによって、世界統一政府への動きの遅さにつながっていると思ってます。
それくらい三すくみが暴走を止めます。

なじみある話でいえば、あなたは何味のラーメンが好きでしょう。
ラーメンは醤油と塩と味噌の三すくみですね。
これに、とんこつが加わり仲良く共存してます。魚介ベースを軽視するなとか、つけ麺という手段を忘れるなとか、バリエーションが増えることで、1対1の争いや統一的な動きなどがありません。

白黒つけるという言葉は、いい意味になりませんね。
色の三原色や、光の三原色など、三すくみをブレンドすることで美しい関係性が築けます。

人生も、成功か、失敗か、ではないですね。
人生も、前に進んでるか、転げ落ちてるか、ではないですね。

何か三すくみの関係性を保ったまま、自分の中の調和がそれぞれにあるんではないでしょうか。
混ぜる必要は無いですよ。
味噌と醤油と塩を入れたラーメン、ん?、ありえないと思ったけど、意外といけるかな?
誰かやってください。

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