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美少女キャラはフロイト泣かせの多様な性

オンラインゲームで女性キャラクターを選ぶ男性プレイヤーが多いそうです。
美少女キャラはゲーム内でモテるようで、アイテムや支援を受けやすくなるとのことです。
その優しくする男たちも、その美少女キャラは実は男だとわかってるはずなのに、どんな心理なのでしょう。

多分、ゲーム男にとっての理想の女の子像を知っているから、ゲーム男にモテる振る舞いができて、男も相手が男だとわかっていながら理想の女の子像に陶酔する楽しみなのでしょうか。
偏見で申せば、モテない男が美少女に声をかけて親切にする体験なんて、リアルの生活したことない。同時にモテない男が美少女になってモテる経験もしたことない。この新体験があるのかも。

まさにヴァーチャル体験ゲーム、リアルではしたくてもできないことを陶酔する架空ゲームです。
私は全くオンラインゲームをやらないので、よく解りません。
もしかしたら私ごときが分析できない崇高な領域の心理かもしれませんね。


アバターとは自分の分身だからこそ没入するはずなのに、自分とは違う女性キャラで自分とは違うことをする体験を望むのでしょうか。
noteでも、AIで生成した美人アイコンで性体験を語っているのがありますが、男じゃないのか?と密かに思ってます。やけにフォローされてるし。
そんな私なんか、noteのアイコンをアシュタールさんオススメのチョンマゲにしてますが、経緯を知らない人はギョっとしますね。


自分の分身じゃない体験なら、逆もできそうです。
リアル美人が、ブサイク陰キャ「チー牛」のアバター使うと新しい気持ちがわかるかも。
モテる美人から話を聞くと、男からのすきぴ誘いを断るの大変そうですね。変な断り方すると悪い話を流されたりなどと、嫌味ではなく、意外と苦労が多いそうです。
個人の感想ですが、美人の人は性格良い傾向があるのに、逆に語られる悲しい境遇。有名税ならぬ美人税かもしれません。
特別待遇を日常的に受けてるそんな美人が、「チー牛」アバターで誰からも相手されない悲しみを知る。いや声をかけられない自由な喜びかもしれない。
ヴァーチャル空間は奥が深いです。


VTuberの世界でも、美少女キャラクターとして配信する「バ美肉」(=バーチャル美少女受肉)が一大ジャンルとなっているようです。
もう何でも美少女キャラに置き換えます。

女子児童向け実用書を、30代の男が目をつけ読むようになり、売上昨年比が5倍になったビジネスニュースを見ました。5倍ですよ!、売り上げ10%増で大成功なのに、出版不況でも500%増です。


最近の漫画は、おじさん趣味を美少女だけでやるのが多いです。
釣り、野球、狩猟罠、登山、囲碁、戦車乗り、日曜大工などなど。

こんなの

そんな、男だけが読む男趣味を美少女キャラだけが登場する。新時代です。

男キャラだらけのマンガに、少年が自身を投影し盛り上がった、黄金期の少年ジャンプ。
ドラゴンボール、スラムダンク、北斗の拳など。
もし現代にリメイクされたら
悟空とベジータが美少女の戦い「カメハメハ〜、キャハ♡」
美少女ケンシロウ、「お前はすでに死んでるよ♪」
…同人誌ですね。

そういえばスラムダンクだってBLとして読まれてるかも。
美少女に置き換えは男の楽しみだけじゃなく、女性にとっても美少年に置き換えるジャンルはあり得そうです。
女性も興味あるジャンルを美少年がやる、スイーツ男子とかパワースポット巡り男子とか、ありそう。
かつての少女漫画のように恋愛を男女でやると、むしろこんな恋愛は私にはムリと最初から諦め、美少年同士にやらせて自己投影してるのがBLなのでしょうか
おっさんのゲイ描写は嫌悪するのに。

フロイトは、「置き換え」とか「投影」とか無意識の心理を様々な性現象として語ってましたが、現代のそれは、LGBTの性の多様性を超えた複雑化しています
決して女装趣味でない男が男として美少女キャラ投影して喜ぶ、そんな複雑な多様な性心理は、あの世のフロイトさんは分析できなくて頭を抱えているでしょう。
私ごときも一緒に頭を抱えてます。





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