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不気味の谷を超える新しい技術

人間を模したキャラクター、人間に近づけていくと急に不気味さを感じさせる現象があります。
これを不気味の谷と呼ぶそうです。

映像の世界では、CGキャラクターなどが不気味の谷に入ってしまうと、不気味さが原因のために商売にならないと言われます。
どうやってCGのキャラクターを不気味の谷に入らないようにするか、CGを作る職人さんが大変な苦労をするそうです。

この不気味の谷を上手に使うと、敵のキャラクターを自然に気味の悪い存在だと感じさせる表現も出来るそうです。
そんな不気味の谷にCGキャラクターが迷い込まないよう、面白い技術の話題を知りました。

架空の顔写真モデルをAI技術で生み出したそうです。
存在しないモデルなので、スキャンダルとは無縁だそうです。

確かにこの技術を開発したイメージナビで公開している顔写真を見ると、合成している顔写真には見えません。
完全に不気味の谷を超えて、広告のキャラクターとして使えそうです。

これと同時に、複数の疑問が浮かびました。
仮に合成した顔写真と同じ顔の人が存在したら、肖像権はどうなるのでしょう。

全くモデルとして写真を撮影しないけれど、肖像権の使用料金が発生するのか。
裁判で決着する必要があるのかも知れません。

また、CMキャラクターとして人気が出てしまった場合の対応です。
歌手デビューとか、インタビュー記事とか、勝手にスキャンダルとか、珍騒動になりそうです。

最初は邦画で、次はハリウッドで映画2本作れそうな物語になったりして。
物語を作る立場の人が居ましたら、参考までにどうぞ。

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