市区町村職員採用試験の面接対策でおすすめの教材は?←内定者(私)が紹介します。

市区町村職員(市役所・区役所・町役場・村役場)の採用試験の受験を考えている学生、既卒、社会人の皆さんに向けて、おすすめの面接対策の教材を紹介します。

第一志望の市役所の面接試験で90点/100点満点(得点開示済)だった私が、受験生だった当時に実際に面接対策の教材として何を使ったのかを知り、参考にしていただければと思います。

紹介するのは、実際に私が使った教材です。とはいえ、何か問題集を買ったわけではありません。 



内定者(私)が実際に使った教材

教材の中に、お金がかかるものはありません。
市区町村職員(市役所・区役所・町役場・村役場)の採用試験の面接対策として、使った教材は次の2つです。

① 志望する市区町村の公式ホームページ


面接を勝ち抜くためには、まず、その市区町村の仕事の内容や種類を理解することです。ここがブレていると、面接官から、その市区町村に関する質問が来たときにスマートに答えられず、話になりません。

それを踏まえて、私が受験生のときに、実際に真っ先に研究した教材が、志望する市区町村の公式ホームページでした。
公式ホームページには膨大な情報が転がっており、その多くが、市民向けです。では、受験生はこれをどう活用すると良いでしょうか。

ざっくり申し上げると、この教材で得たい情報は、次のとおり3点あります。


・部署一覧と、各部署の掌握事務一覧
その市区町村がどんな事業、事務を抱えているのかを知るため

・市長が自らのことばで語っている政策方針(多くの市町村は、年度ごとにこうした方針を出します。)
→その市区町村が、現在の課題として捉えている分野や事業を知るため

・その市区町村の概要(人口、地形、産業、観光資源、公共施設、公営イベントなど)
→そもそも、その市区町村に関する基礎的な知識は持っておくべきでしょう。

基礎情報として、これらの情報をすべて頭に叩き込むと、他の市区町村にはない特色が見えてきます。ただし、ESや面接で、こうした政策レベルの特色をそのまま志望動機とするのは難しいと思います。例えば、「○○市は、政策方針を見ると、ーーーの事業に力を入れており、自分もその分野に興味があるため、志望した。」など。
その理由については、この文章の最後で紹介する私が書いた記事で説明しています。

② 志望する市区町村や本庁舎に直接足を運ぶ経験

志望する市区町村には、必ず、一度以上はプライベートで足を運んでください。この経験が、非常に重要な武器となり、教材となります。
例えば、市役所・区役所・町役場・村役場ごとに、その庁舎や働く職員の様子、雰囲気は大きく異なります。これは、実際に足を運び、比べてみないと分かりません。
この違いを知ることこそが、最大の教材とも言えます。


就活用の面接対策本・参考書などは不要

市区町村職員採用試験の面接対策の教材として、よくある就活用の面接対策本・参考書などは不要だと考えています。
少なくとも、私が受験生のときは、就活用の面接対策本・参考書などは一切読んでいません。

小手先のテクニックではなく、その市区町村について、自分の目で見て、足を運んで、調べて感じ取ったことを芯に据え、面接での発言内容や、志望動機などを組み立てていく。志望する市区町村についてよく知ること。
面接の対策としては、これが最大効率で、最大の効果があると私は思います。


以上のことを踏まえ、市区町村職員(市役所・区役所・町役場・村役場)をめざす人へ、私自身が受験生のときに作ったES・志望動機、面接試験の対策などについて、内定者(私)の視点で解説した記事があります。
ぜひ、読んでみてください。
きっと参考になるはずです。↓



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