【秋華賞】上位人気馬考察
こんにちは。
このnoteでは10/18(日)に京都競馬場で行われる秋華賞について考察していきます。
オークスの1~3着馬と東西トライアル勝ち馬の計5頭について書いています。いつも通り目次を付けますので、気になる馬についてだけでも見てもらえると嬉しいです。
それでは行きます。
デアリングタクト(松山騎手)
まずは2冠馬デアリングタクトについてからです。
「無敗の3冠馬」へ挑む彼女に関しては、消すことはできないというのが結論です。ここまでの内容と結果から圏内を外すイメージは浮かばないですね。。。
と言うのも、桜花賞とオークスの「内容の異なる2つのレース」で勝てたことは素直に評価しないといけないと思うからです。
桜花賞は馬場悪化でタフな条件、前にいったレシステンシアとスマイルカナが2.3着という展開でした。その中で馬場にも屈せず前2頭をあっさりと差し切った内容は、アーモンドアイを見ているようでした。
一方で高速馬場で開催されたオークスでは、1角でスムーズさを欠いたり直線でも進路が無くなるなど、松山騎手のエスコートは決して○とは言えない内容でした。それでも直線で進路が空いてから素晴らしい切れ味で差し切った内容は桜花賞とは違う一面を見せてくれました。
そんな2つの異なる内容のレースで勝ち切ったデアリングタクトなら、どんな展開になろうとも良い脚を使ってくると思います。
圧倒的な人気とはなりますが、私は対抗以上にはするつもりです。
ちなみにここで本命と言い切らない理由は。。。
秋華賞が京都の内回りコースという条件で開催されるからです。
オークスの競馬を見るとやはり「頭で」という面では少し怖さもあります。包まれたり追い出しが遅れると、桜花賞やオークスよりも短い直線で差し切れるかは分かりません。
2年前にアーモンドアイは後方から差し切りましたが、オークスで先行経験がありました。一方でデアリングタクトは桜花賞もオークスも後方からです。先行して脚が溜まるかも不透明ですし、ここは終いにかける競馬をしてくると思います。
その時に、差し遅れの可能性は考えたいです。現時点では軸向きという評価で考えています。距離は心配ないですからスムーズに運べる外枠の方が良さそうです。
単勝オッズも妙味なさすぎですからね(笑)
ウインマリリン(横山武騎手)
オークスの2着馬で、デアリングタクト同様このレースに直行してきます。
オークスでは外枠ながらインの好位を確保し直線も内から抜け出しあわやビッグタイトルというところまで来ました。フローラSも長く良い脚を使って勝利していますし、中山2000で新馬と1勝クラスを勝っていますから秋華賞という舞台は問題ないでしょう。
ただ長距離輸送は初めてとなりますので、当日の気配や馬体重には要注意です。手塚先生なら問題ないとは思いますが。。。
また少し気になることが1つあります。
フローラSもオークスも内をロスなく運び結果を出していることです。展開やポジション的にも「楽」を感じた競馬が続いている気がしています。また、横山武騎手×京都コースもあまりイメージが無いので。。。
一線級を相手に外を回されたときの力は未知数ですから枠順には注意したいです。
まあとは言えフローラ1着→オークス2着は世代上位と言えますし抑えは必須だとは思います。
ウインマイティー(和田騎手)
オークスで低評価ながら3着に激走、紫苑S6着から巻き返しを狙うウインマイティー。私は重い印を打ちたいです。
まず1つ目の理由はオークスを評価しているからです。詳細は紫苑S考察を見てください。かなり熱く語っていますので(笑)
ウインマイティーが気になる!という方にはぜひ見てもらいたいです。
その紫苑Sでは、大外枠にスタートで後手が重なり後方からの競馬となりました。直線では外から伸びてくるも6着が精一杯。
ただ上がり最速の35.0をマークしたのは彼女の新たな一面を見ることができました。秋華賞で先行できれば位置取りショックも使えますから、本番へ向けて悲観的になる必要はないと考えます。
そして何より継続してコンビを組む和田騎手が紫苑Sで直線競馬をしたことに好感が持てます。
ここからは私の推測とはなりますが、
紫苑Sはスタートで後方になった時点で秋華賞のことを考えて乗っていたのではないでしょうか。彼女は賞金面で結果が欲しいわけではなかったですから、無理せず走りきることに切り替えたと感じました。
道中ポジションを上げて捲って勝ちには行くことはせず、疲労を残さないよう遠征競馬で「THE・前哨戦」の競馬をしたことは必ず秋華賞で活きてくると思います。成績を見ても叩き良化型のように感じますしね。
継続して和田騎手が乗ってくれますから、オークスの悔しさをここで晴らしてほしいところです。
以上が私の推察です。本命候補として考えています。
リアアメリア(川田騎手)
前哨戦のローズSを勝利して挑んでくるリアアメリア。オークスでも強烈な末脚を武器に追い込んできたことを考えても世代でも上位の力を持っていると言えるでしょう。
この馬が好走したアルテミスSやローズSではラスト3Fの瞬発力勝負で末脚が炸裂しましたから、そのような展開になればデアリングタクトとも勝負できる末脚を持っていると思います。
ただ一方で阪神JFでレシステンシアの引っ張るタイトなペースに追走が苦しくなった通り、末脚をしっかり溜めることができるか。ここは好走への最大のポイントになってくると思います。
ある程度流れる傾向にある秋華賞で楽に追走して脚を溜めることができるか、川田騎手の腕の見せ所ですね。
個人的には、末脚が弾ける可能性もある一方で激流に巻き込まれて不完全燃焼のレースなる可能性も考えています。ローズSから直線も短いコース替わりとなりますし、ローズSの勝利を過度に評価するのは避けたいなという印象です。
道中を折り合って脚を溜めるという意味でも内枠なら評価を上げたいです。
マルターズディオサ(田辺騎手)
東の前哨戦、紫苑Sを勝って挑んでくるマルターズディオサ。
元々は阪神JF2着、チューリップ賞1着と世代の中でも上位と言える結果を出してきました。桜花賞では道悪に泣いて8着、オークスは外枠から終始外を追走し苦しくなっての10着。内容的にも見直すことはできます。
それを結果で示したのが前走の紫苑Sでしょう。番手でレースを進めるとしかっり後続を抑えて完勝しました。クラシック2戦が嘘みたいな完勝劇でしたね。
もちろん内前有利の馬場で、恵まれたとも言えますが。。。
今回は紫苑Sと同じ右回り&2000mが舞台となります。紫苑Sのように好位から流れに乗って来れればチャンスはありそうです。
デビューから6戦連続マイルを使われており桜花賞がベストな舞台だったと思います。それでも紫苑Sで距離に目途を立てたのはプラスでしょう。輸送競馬となりますので当日のテンションには注意したいところです。
減っていた馬体重も前走でかなり戻してきたことには好感が持てますし、その中で勝ち切ったことは大きいです。紫苑Sも格上げされて以降重要なステップレースとなっていますからね。
不安な点があるとすれば、紫苑Sがかなり楽なレースとなったことで秋華賞で反動がこないか心配です。去年のようなタフな流れになった時に「苦」を感じてしまうと力が出せないと思いますから、この馬にとってはゆったりとした流れを臨むでしょう。あとは内枠が欲しいですね。
素直に評価はしたいと思います。
以上で秋華賞の考察は終わりです。枠などが決まって追記することがあればしますのでその点よろしくお願いします。
次は菊花賞について書きますのでまたチェックしてもらえると嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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