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メディアのビジョン決めをお手伝いしました

こんにちは、レタスです。
今日はデザインワークではなく、ちょこっとお手伝いしたことをご紹介します〜。

弊社は人材業界向けのメディア「HRog」を運営しているのですが、その裏側を切り盛りしてるのは新卒3期、入社2年目の彼女。

HRogのキクチ編集長がコンテンツ作りと彼女(スズキさん)について書いた記事はこちらです。
メディア担当同士、スズキさんはデザイン部の戦車とも社内でよく話しています。

日頃の運営や記事のライティングをバリバリこなす彼女ですが、今期はそれにも増して大きなミッションが。
それはHRogの大幅リニューアル!
立ち上げから5~6年経つHRog。ターゲットやコンテンツに沿ったサイト構造を考えたり、そろそろデザインを変えていきたいねという声がむくむく上がってきています。


しかしリニューアルにあたって彼女がずっと頭をかかえていたことがひとつ。
それはHRogにビジョンが設定されていないこと。
おい、メディアの方針ないんかいな...というツッコミが聞こえてきそうです。多少苦笑いしつつ。
いえいえ、方針がまるっきり無いわけではないのです。複数の人にシェアできる言葉がまだ設定できていないだけ。
前任の方が立ち上げたものの、ワンマンでの運営や引き継ぎが繰り返されてきたので、その明確な方向性が言語化されないままここまで走っていたのですね。

メディアを専任で担当して丸一年、社内で一番HRogについて考えてきたスズキさん。(一年間毎日毎日同じメディアのこと考えるって単純にすごいよなと...)

いよいよリニューアルが現実味を帯び、HRogのビジョンをバシッと決めて発表することになりました。


たまたまその場に居合わせまして

今回HRogビジョンの発表に向け、キクチ編集長とスズキさんがビジョン決めをするMTGを開いていたところ、レタスがたまたま居合わせました。私自身はプロジェクトとしては関わっておらず、昔HRog記事のアイキャッチをちょろっと作ってたくらいなんですけど、なぜかそのままぬるりと参加(自由だな...)。そこでビジョンをまとめていくお手伝いをしました。
ちょうど個人的にも先日受けたコーチングを頭におきつつ、何か活かしてみたいなと〜思っていたところなので、良い機会をもらえました。

最初はお二人が対話しながら進めていたのですが、ターゲットや人材業界全体のことについて話しているうち、振れ幅が次第に大きくなり、側から見ててちょっと話をまとめるのが大変そうだな〜という感触。
そこで、こばかなさんのコーチングを参考に視覚的に言葉をまとめていくスタイルをとってみました。MTGの過程で出た言葉をグルーピングして、出て来たキーワードについて掘り下げて...という形式で進行したものです。ポコポコ載せていきます。

ここでいう高橋くんというのはHRogのメインターゲットにしているペルソナです。人材業界営業マン3年目の想定。業績が伸びずあんまりいけてないんだけど...といった詳細設定があります。

高橋くんのパーソナル面とHRogとのタッチポイントを考えつつも、HRogと人材業界との接点についても考えていく作業。少し話が難しくなるしトピックも広がりますが、「メディアの存在意義って社会の課題や実現したら良いことと接点をもつものだよね」と最近教わったこともあり、高橋くん個人と業界との関わりについても考えました。

1.5~2時間弱の対話を通して、とりあえずここまで。


HRogは(人材業界営業マンの)一歩先を照らすメディアでありたいよね、というところに落ち着きました。ビジョンに解はないですが、何にしてもまずは運営する側の定義が必要ですね。シンプルで納得できるもの。
今回私がお手伝いできることはたたき作りのみなので、ここからスズキさんがさらにベターな言葉を見つけてビジョンを設定・ブラッシュアップしてくれるでしょう。発表が楽しみです。
HRogの方針が定まってもっとイケてるメディアになったらいいな、それと同時にビジョンを問い続けることも大事なんだろうな。


コンセプトやビジョン作りのプロセス、手を出したばかりですがやはり好きです。そしてコーチングももっと習得したい。そんなことを思ったMTGでした。