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背伸びをせずに自分を受け入れられる時間

 使う人に合わせて、それぞれのストーリーが生まれる「LetterMe」。毎月1回LetterMeユーザーさんへインタビューを行い、そこで伺ったお話を記事にしてお届けしています。第23回目の今回は、LetterMe利用歴1年1カ月、神戸のデザイン事務所でWEBデザイナーとして働くちひろさんにお話をお伺いしました。


▼お仕事はどんなことされてますか 

 神戸のデザイン事務所で、Webデザイナーをしています。日本全国の伝統産業と地場産業を残していくことをミッションに、いろいろな職人さんの現場に行って、どういうことに困っていて、何を改善したいのかを聞きながら商品プロデュースからPRまで一緒に行っていく、そんな仕事です。

 デザイナーを目指すようになったのは、私自身兵庫の田舎の出身で、この町をどうにか人が集まる場所にできないかと考えた時にデザイナーという仕事があることを知り、デザイン思考という考え方があれば町の問題を解決したり、その地域で困っている人を助けられると思ったのきっかけです。

 そのためにスキルや力を身に着けようと20代はがむしゃらに働いていましたが、ついつい日々の仕事に追われ本来の思いを忘れていました。でも28歳の時にふと、何のために頑張っているのかを考えはっとして、地元に関わる仕事がしたかったことを思い出しました。それを機に大阪から東京の拠点に異動希望をだしました。東京に出て、地域でどんな働き方があるのか、どんなキャリアがあるのかを模索していたところ、前からご縁のあった今の会社の社長に声をかけてもらい、2020年の年末に地元兵庫に帰ってきました

▼LetterMeを始めようと思ったきっかけは何ですか?

 思いのほか早く関西に帰ることが決まり、今までと仕事のやり方も違うし、生活も変わったし、やりたいことではあるけれど、自分が思っているよりも早くいろんなことが進んでしまい、気持ちが追いついていないところがありました。悪くはないけれど、何かモヤモヤしていて、心だけが置いてきぼりになっている状態でした。そのタイミングで自分の気持ちを少し整理したいと思い、思い浮かんだのがLetterMeでした。

 戦略的にというか、論理的に物事を考えていくのは得意な方ですが、自分の気持ちや思いを言葉にするのはすごく苦手で、、、なんか嫌だけど、嫌の範囲がふわっとしていて、何が嫌なのかがよくわからないみたいな。思考を整理するためによくポストイットも使うのですが、それだと、どうしても上昇志向でなければいけないみたいなプレッシャーもあったので、素直な気持ちを吐露して、自分の駄目なところも良いところも、ただ見つめる時間が欲しかったというか。そういうことにはLetterMeが一番フィットしそうだと感じました。

▼LetterMeを続ける中でどんな変化を感じますか?

 ちょっと駄目な部分があっても、自分を自分で愛でれるようになってきました。手紙にいろいろ素直に吐き出して書くので、今日は元気がないとか、今日は少しイライラしてるとか、自分の状態が分かってくるんです。だから、今日は早く寝ましょうとか、アイスを買って機嫌を直しましょうとか、自分に対して優しくできるきっかけになっています。モヤモヤ、イライラしている時は忙しさに身を任せて生活が雑になっている時がほとんどなので・・・。LetterMeを通して、日々の生活を整えられるようになってきた気がします。

 また、自分自身共感力が高く、周りからいろんな意見を言われると、自分が本当に何を思っているかが分からなくなる時がよくあります。いろんな意見を聞くと混乱してしまうというか、モヤモヤしちゃうことが多いからこそ、書くとすっきりするんですよね。書くこと自体が私にとっては価値が高く、書いてるときが一番楽しいというか。LetterMeにはそんな時間を強制的にとってもらえるのでとても助かっています。

▼LetterMeはどんな時間になっていますか?

 LetterMeは、相談ともまた違って、たわいもない自分の気持ちをひたすら吐露する感じで、自分のことを誰かに話すのもそんなに得意じゃないからこそ、すごく貴重な時間になっています。
 また、自分がフラットになる瞬間を作るみたいな、自分を整えていく感覚があり、感覚的には精神統一の場になっています。自分をアップさせるのでもなく、そのフラットな感じがやっぱり心地いいというか。自己啓発的に上昇志向な感じになるのではなくて、自分を整え、0に戻す作業をやっている感じですね。だから瞑想とか絵をひたすら描く感覚に近い感じがしますね。

 私は茶道もやっているのですが、お茶立てる感覚にも近いですね。ただ、LetterMeと茶道では時間軸が違って、茶道の場合は四季があって、その瞬間をしっかり楽しんで刻んでいく感じがあるのに対して、LetterMeは1ヶ月分、しっかりさかのぼって見つめる感じがあります。

▼あなたにとってLetterMeとは?

 背伸びをせずに、ちゃんと自分を受け入れられる時間です。やっぱり他人の目があると少し見栄を張って、よく見せなきゃと思ってしまうところがあるので。誰の目も入ってこないからこそ、背伸びをしない時間。それが私にとってのLetterMeです。


編集後記

 ちひろさんが話して下さった、「自分がフラットになる瞬間」という部分がまさにLetterMeの体験をシンプルに表して下さっているなと感じました。上昇志向で、より良くなろうと頑張る時間ではなくて、周りの目も気にせず、自分の良いも悪いもありのままを見つめてフラットになる時間。
 周りの思いや、いろいろなことを背負い、ついつい頑張りすぎてしまう方へ、そんな時間はやっぱり必要だと感じました。

 素敵なお話をお聞かせ頂きありがとうございました!ちひろさんの地元への思いも陰ながら応援しています。引き続きLetterMeを楽しんでご利用下さい*

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