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慌ただしくいろいろな情報が飛び交う時代の中で、ゆっくり自分と繋がりなおす時間

 使う人に合わせて、それぞれのストーリーが生まれる「LetterMe」。毎月1回LetterMeユーザーさんへイタビューを行い、そこで伺ったお話を記事にしてお届けしています。第32回目の今回は、LetterMe利用歴1年4カ月、企業の人材育成や組織開発のお仕事をされていらっしゃる石井宏明さんにお話をお伺いしました。


▼どんなお仕事をされていますか?

 仕事は、フリーエージェントで人材育成や組織開発領域の仕事をしています。企業の新人研修やキャリア研修の講師を務めたり、個人のコーチングも行っています。その中でも組織開発が中心で、システムコーチングという手法を用いて関係性をどう整えていくかという部分にアプローチしています。ただ、関係性がよくなっても解決しないこともあるので、組織がどういう仕組みであれば、個々人が内省して気づいたことを活かせたり、お互いが本音で話し合えるようになったことを活かしていけるのか、という視点で、ティール組織やホラクラシー®に代表される自己組織化組織の構築支援が最近のメインテーマになっています。

▼LetterMeを始めたきっかけを教えて下さい

 LetterMeさんがサービス導入を行っていた、RELATIONS株式会社(※RELATIONS株式会社様インタビュー記事はこちら)に、私自身もパートナーとして関わっており、そこでLetterMeのサービスを知りました。これまで人材育成や組織開発の界隈に長くいるため、リフレクションはかなりいろいろな方向性で深め、自分も日ごろから実践をしています。その中で、物理的に手紙を書くとか、それを月1回定期的にやるというのは、分かった気になるより実際にやってみたいと思い、とりあえずやってみてから考えるタイプなところもあり、ポチッと申込みをした感じです。

▼LetterTimeではどんなことを感じていますか?

 LetterTimeで1カ月を振り返ったときに、何も思い出せなかったりすると、普段いかにさらっと生きているのか、ということを改めて感じたりしています。毎日の振り返りを普段から書くようにしていますが、出来事しか振り返っていないから、こうやって1か月で振り返ってみると全然何も残っていないんだなと感じます。ちゃんと味わいながら毎日の振り返りをしないといけないなと、日々の振り返りの、振り返りになっていたりもします。笑

 また、あえて1カ月に1回というスパンにLetterMeの価値があるような気がします。毎日振り返っているからいらないのではなくて、1カ月の単位でみたときに何がみえるのか、というところに価値があるんだと思います。

 あとは、手書きの文字として書くということも大切だと感じます。タイピングのほうが早くたくさん書き出せますが、それは普段からやっているわけで。そうではなく、一文字一文字を丁寧に書くことで、思考のスピードを落としてちゃんとひとつひとつを味わえたり、思考が流れないでひとつひとつを丁寧に考えられる速度に戻せたりする。思考も使いながらになるため、ただの瞑想でもなく、瞑想と普段の思考の間くらいな感じが、なかなか他にない体験だと感じています。

石井さんにとってどちらも大切な「デジタル」と「アナログ」をイメージに撮影頂いたお写真①

▼LetterMeを続ける中でどんな効果を感じますか?

 自分でやるのではなく、LetterTimeがあることで、この時間はこれだけやろうという風に集中して取り組むことができています。LetterTimeにでることで自分のリズムを取り戻し、忘れている自分にもう一回帰ろうという儀式のようなものになっているので、毎回ちゃんと参加しています。

 何度か「LetterTime」に参加ができない時がありましたが、そういう時はだいたい忙殺されている時で、余裕がなかったり、日々の瞑想すら取り組む隙間がなかったり、目覚めるとすぐに仕事が始まるような状態が続いている時です。毎日の瞑想であれば、その日の状況で出来る出来ないもありますが、月1回のLetterMeすら時間をとれていないとなると、結構ヤバいなと・・・。だから、毎月1回のLetterMeの時間をとれていることが、忙しくしすぎて空回りしそうなところを、通常の自分の速度に戻せる、そんな機会になっています。単なる習慣というより、自分が日々をよりよく過ごすためのリズムになっているから続いている気がします。

 余裕がある時は、例えば夏だと夜にベランダに出て、日よけやグリーンを置いて庭っぽいスペースを作り、そこにキャンドルも灯しながら、LetterTimeに参加をしたりして、儀式をより儀式っぽくしています。

▼LetterMeはどんな存在ですか?

 LetterMeは、慌ただしくいろいろな情報が飛び交うような時代において、ゆっくり自分とつながりなおす機会です。あえてアナログの速度で自分と寄り添って、自分を感じて、自分を知る、そういう瞑想のような大事な時間をくれる仕組みです。単なる瞑想ではなく、自分の考えに文字も加えながら寄り添うことで、自分とつながる、そんな毎月1回の特別な時間になっています。

石井さんにとってどちらも大切な「デジタル」と「アナログ」をイメージに撮影頂いたお写真②

編集後記

 人材開発や組織開発領域のプロフェッショナルとして、いろいろなリフレクションや内省のフレームワークを知る石井さんだからこそ、「LetterMeは、瞑想と普段の思考の間くらいな感じが、なかなか他にない体験になっている」という点で、LetterMeの特徴をお話しくださったことが、とても印象に残りました。また、そんな石井さんの「日々をよりよく過ごすためのリズム」にLetterMeがなっていることもとても嬉しかったです。
 素敵なお話をお聞かせ頂きありがとうございました。ぜひ、今後もLetterMeをよろしくお願いいたします。

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