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うちの大学の科研費申請

8月末は科研費の申請書類で四苦八苦していました。

特に、前回の申請以降に様式に変更があり、新様式に作り替える作業が予想以上に時間がかかりました。

あと、まだ「着想に至った経緯」が生き残っていて笑ってしまいました。
初登場の時は?となってしまい、具体的に何を書いたらよいのか分からずフリーズしたものです。
SNSでの「着想に至った経緯」大喜利も懐かしいです。
今や定着しすぎて、もう大喜利する人も現れません。


さて、本題のうちの大学の科研費申請の話題です。

うちの大学(Fラン)は経営難なので、教員への研究費の配分は雀の涙です。
この金額でどうやって研究しろというのか…
学生の卒業研究も面倒見ないといけないのに…

ですので、なんとしても外部資金は獲得しなければ行けません!

今年度で現在もらっている科研費が終わるため、8月末は最高の申請書類を仕上げねばと毎晩遅くまで申請書類に向き合っていました。

しかし、まわりを見渡すと、お休みをしっかり取られていたり、まだ日も暮れぬうちに帰宅されたり、他の先生方は余裕の様子。

うちの大学では、残念ながら、科研費に応募しない教員が多数というか、応募しないのがあたりまえになっています。

うちみたいな底辺大学でも、せめて若い先生には意欲的に外部資金を獲りにいって、研究業績をあげて、他大学に栄転してもらいたいなぁと思います。

うちでも他大学でもどこでもいいから科研費を獲得している教員に、採択された申請書を見せてもらうとか、自分の書いた申請書を見てもらうとか、そういう努力をすれば、科研費獲得につながるのにと思っています。


とにかく、栄転脱出に向けて、着実に科研費を獲得したいですね。

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