解決策は御霊にある
「怒りをおそくする者は勇士にまさり、自分の心を治める者は城を攻め取る者にまさる。」( 箴言16:32)ソロモンのことば。
仏教はキリスト教の影響を強く受けている。なぜなら、聖書と良く似た言葉を仏教聖典に見出すからだ。以下は、仏教聖典から。
「戦場において、数千の敵に勝つよりも、自己に勝つものこそ、最上の戦士なり。」(法句経103)
以下も同じ。自分のこころを治めることに言及している。聖書のことばの趣旨と違わない。古い人格と戦っている状態。聖書でも「自分のこころを守れ。」と教えている。言っていることは正しい。
「教えのかなめは心を修めることにある。だから、欲をおさえておのれに克つことに努めなければならない。身を正し、心を正し、ことばをまことあるものにしなければならない。貪ることをやめ、怒りをなくし、悪を遠ざけ、(常に無常を忘れてはならない。)もし心が邪悪に引かれ、欲にとらわれようとするなら、これをおさえなければならない。心に従わず、心の主となれ。」釈迦のことばと思われる。
「思いを作り直して神に変えていただく。」これは、パウロが言った言葉。これは、古い人格、情欲、欲望を十字架につけること。すべて、悪は邪悪な良心から出る。これを、自分で治める。そうしたら、神があなたを御霊によって変える。仏教にはこの御霊の概念がない。だから、御霊を持っていない、クリスチャンが救われておらず、神のことばに従い得ないのと同じように、人間は仏教のことばに従うことは出来ない。仏教は人のこころを扱っている。女を見続けて情欲を抱く者は姦淫したのと同じとイエスさまは言われた。仏教もこころを清めることを教えている。しかし、それは人間にはできないこと。しかし、解決策はある。ただ一つ。それは御霊である。御霊は聖霊の油注ぎ。救いの証し。アーメン。