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日常を愛おしむこと

「日常の中にそっと隠れている大切なものを見つける」
そんな、宝物探しのような作品でした。

ピリカルーキー賞をいただいたときに
ねじりさんからのいただいたことばです。

その言葉を拝見した時に
改めて気づいたことがありました。

そうか、これが私のライフワークなのかもしれない

そんな風に。

詩を書いていても、他の詩人さんたちの作品に
いつも圧倒されます。
私はいつも日常の切り取りを平易な言葉で伝え続けている、
けれど、現代詩はもっと複雑で、とても難しい。

なので、コンクールや賞などに応募することは
ありませんし、いつも隅っこにそっといたい。
日本詩人クラブでもなんか場違いなところに迷い込んで
しまいましたといつも思っていたりします。

でも、思い切って挑戦してみた
ショートショート、さらさらっと楽しんで
書いたものから、そこまで汲み取ってもらって
それを宝探し、だなんていう素敵な言葉で
表現してくれたなんて。

当たり前の日々の中で
私の目にキラキラっと見えたものを
伝えているだけ

そんな風に書いてきた私にとって
(でも堂々と書いてます)
そんな風に在り続けることにも
充分な価値があるんだよって
認めてもらえた感動がありました。

書くものもそうなんですが、
これは自分の人生そのもの、
羊毛も仕事もなんでもそうなんです。

もっと堂々と

これがわたしなんです!
これが私の良いところなんです!
これが私のライフワークなんです!

って胸を張って言えるようになれそうだなって
思いました。

日常って本当に愛おしい。

そのことをこれからも
わたしなりに伝えていけたら
大きな喜びです。

そして、私と同じように
自分のこと何物でもないと思って
過ごしているあなたへ。

いえいえ、あなたの素敵なところ、
いっぱいありますから、
もしもどうしても必要なら
私がお探ししますから。

背筋を伸ばして
みてくださいね。

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