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好きだからって理由でいい


娘のような世代の方のnoteを拝見する機会も多くて、
それでも、当たり前のように
すてきだな~、好きだな~、いいな~って
思ってしまう私です。
若いころ、年を重ねたらすごく
いろいろなことがわかったり
楽になったりするのかなと思っていたけど、
ほぼ、変化なし(笑)
わたし、おばあちゃんになってもこのままかなと
最近よく思います。

若いから 可能性もあり 大変さもある

娘を見ていて思うこと
それは、若さは、たくさんの可能性を持っていて、
とても美しく良い時期だけれど
その分大変さ、プレッシャーもあるということです。

彼女の場合、小さなことからひとつの目標に、
ただひたすらまっすぐと脇目もふらず
進んできました。
全てはそこに向かっている、そんな感じで。

もちろん全力で応援していましたが、
反面、この目標を失ったら、彼女はどうなるのかなと
儚さのようなものを感じることもありました。
実際、まだ続くんだ、もっと?と驚いてきて、
最終的には、夢をかなえるスタートに立った娘でした。

私の手元から離れるときにいくつかの質問をして、
あまりにも立派な返事に、感心したのですが、
今思えば、そこに感心しすぎたような気もします。
私と正反対の立派な娘に、驚き褒め続けてきたけれど、
娘はだんだんと自分の本当の気持ちを見つけることが
難しくなっていったのかもしれません。

独り暮らしをはじめて、約一年が過ぎたころ
彼女の小さな異変に、私は立ち止まりました。
本人は迷子になりかけていたんだと思います。

それを本人が突然堰を切ったように話し始めた時に
私は猛反省しました。

ごめんね と伝えていくこと

親ってかなしいかな、子供に何かあると、
全て自分のせいのように感じますよね。
でも親も一生懸命やっているんですよ、その時には。

私はその夜、娘に心から謝りました。
そして抱きしめました。
「ぜんぶ、ママが悪いと思う。ごめんね」と
言った記憶があります。
褒めすぎたこと、
  またがんばろう、喜んでもらえるから、
  と思い続けてきた娘
応援しすぎたこと、
  こんなにいろいろやってもらってるんだから
  もう進むしかないと思ってきた娘

どんなあなたも大好きだよ、と伝え続けて
きたつもりでしたが、きちんとわからせて
あげられなかったこと

そしてあなたは何もどこも悪くない
ただ一生懸命に家族を喜ばせようと
まるで自分の夢が家族のためにあるように
頑張り続けてきたんだと

ごめんね、ありがとう、
大丈夫だよ
話してくれてありがとう と

そしてまたひとつ強くなって

ゆっくり決めたらいいよ
そう伝えて、送り出しました。
本人はいったん外に出した感情を
もてあましながら、迷いながらも
歓びを感じることも多い生活をすごし
気持ちもいったりきたりだったでしょう。
私ははらはらと
それでも彼女を信じて待っていました。

あなたの迷いは、あなたの幅になり
あなたの辛さや苦しみも あなたの糧になる
そしてあなたにはたくさんの可能性があり
いつだってどの地点からでも軌道修正できる

本当にそうでしょう?
本当にそうなんですよ。

そしていま

そしてようやく前進を始めた彼女は
COVID-19での一時帰国を余儀なくされました。
それから本当に久しぶりにゆっくりと
家族との時間、自分だけと向き合う時間を過ごして
自分のこころをきちんと見つけられたようです。

だからやっぱり
私は心から彼女を応援しているし
夢はかならず実現すると思います。

だってそういう星のもとに
生まれてきたと思っていますから。

そして私も夢をかなえていきたいと思います。

好きだからっていう理由だけで
大切のことを決めてもいいんだと
私は思うのです。
好きだからっていう理由だけで
やり続けていくことがあっても
全然いいと思います。

っていうかそれって素敵だよ。

♡というわけで今日の夢♡

キラキラ輝くあの子の満開の笑顔を
たくさんみました。
夢がかなったね。

いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。