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イギリス散歩「whitby 、不思議なことが起こりそうな港町にて」

みなさん、ドラキュラって読んだことありますか?
私は読んだことなくって、
「君は今こそ読まなくちゃね」とトラオさんに
言われているmarmaladeです。

イギリス時代のアイルランド人の作家、ブラム・ストーカーの恐怖小説『吸血鬼ドラキュラ』(1897年)に登場する男性の吸血鬼。
Wikipediaより

このプラム・ストーカーがこのお話の着想を得たのが、
ノースヨークシャーの海岸線にある
小さな港町のwhitbyです

中でも、English Heritageが管理している
Whitby Abbeyはその原点と言われております。

ささ、みなさまお茶でもどうぞ。☕️
ここからはお写真でwhitbyへご案内いたします。
鳥にご縁がありましたのよ、この日は。うふふ。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

遠くに見えてきたのはwhitby abbeyです。
天気が良くってlovely dayでした。
この街の象徴。
1番最初の修道院は7世紀に作られました。



今残っている建物は13-16世紀に建てられた修道院跡です。
第一次世界大戦の時に霧の中大砲と間違えられて
攻撃を受けて廃墟となってしまったそうです。
青空に向かって美しいですね

石壁の一つ一つに歴史が眠っていますよね。
心の中にはららららら〜ららら〜と
ラピュタの音楽が流れている
ジブリとロッタ姫が
くるくる回っておりました
ここに立って
人々をずっと眺めてきたのね
街の象徴であるアビー
今は空のステンドグラスが
見事です。
トラオさん
別にポーズをとったわけではなく
私に翻弄されているだけ
この靴下の色が嫌だから
入れないで撮ってと言っている私
でも、結果全部靴下入ってた!
何百年もこの姿のまま立っているなんて。
海から吹き上げてくる潮風が
この石の姿を作ります。
石だけしか残っていないのに
なんて美しいんだろう
人々はこうした歴史に直に触れながら
古きものを自然に愛していくのですね
資料館にはドラキュラの初版本が。
この鉛筆は骨で作られたらしいです。
私の目が惹きつけられたのは
この織り機の仕組み。
人々は太古より布を織っていたのです


ドラキュラ〜〜〜笑
english heritageのカフェで
ちょっと休憩
外のテーブルが気持ちの良い日でした。
気温は20度くらい。
幸せな時間です。
街が見えます。
ジブリに出てくる街みたいだねと言ったら
トラオさんも同意していました。
さあ、街へ降りて行きますよ。
この墓地もドラキュラの原案に影響を与えた
古い教会の墓地です。
遠くには古い灯台がふたつ
ちょっとポルトガルみたいと思ったり
この急勾配。
降りるのにも膝が笑う。ゲラゲラ。
こんなドアに心惹かれます
この町はフィッシュアンドチップスが有名なのですが、
昨日食べすぎてから2人とも食欲ないので
普通のカフェでランチ
私はブロッコリーとチーズのスープ
トラオさんは
ハルミチーズのオープンサンド
お腹いっぱいになって街に出ました。
港に向かって歩きます。
たくさんの観光客で賑わっていました。
あのてっぺんの建物がアビーです
ノースヨークシャー伝統のフォークダンスを
披露していました。
靴に鈴がついていて楽しそう。
この後、トラオさんがスキップしてました。ワハハ。
男性陣は、棒を投げるダンス。
最後に落としてしまった人がいて、
その後ちょっとしたカオスに。笑
右上からアビーが見守っていますね。
アビーはまさに街の上から見守っています。
この観光船は100年以上古いものだとか。
5ポンドで湾を回るそうです。
でも私たちは泳げないので乗りませんでした。
灯台まで歩きます。
私はこのライトが素敵だと思うんだ。
石造の灯台
今はもう使われていません。
青空に白が生えてすごく素敵
これは反対側の灯台
灯台の先にある、なんていうのかしら、灯台の子供?みたいな
場所に桟橋を通って行きました。
桟橋の板が透け透けでめちゃくちゃ怖かったです。
子供の足ならはまっちゃいそうなんだもん。
その先から町を振り返って見ました
この大きな鳥さんは誰だろう。
海の中で佇んでいました。
カモメってね、
結構怖い顔しているんですよ。
ぼんさんのウミネコを思い出しながら、
最大限まで近寄ってみました。
後ろにはアビー
こっち向きもいるよ。
めちゃくちゃアプローチしました。
静かな港町ですが、
今は観光客で賑わっています。
こんな街に住みたいな
ねえ?素敵でしょ?
さあ街からアビーまで急な階段を登ります。
199段
手を繋いだからには僕のペースで行くぞ!と
完全に引っ張られております。
そしてなんと!駐車場に!!!
キジ様がいらっしゃいました!!!!
追いかけ回して撮ってしまいました。
みなさんこれです!これがキジ!
別の小さな小さな港町に来ました。
こちらはとても静かです。
芸術家が集まるとか。
こういうところで小説とか詩とか
書いてみたいな
チョコレートオレンジのアイスを買ってもらい。
超ご機嫌な私。
昼ごはんの後からずっとアイスクリーム屋さんを
目で追っていたのでした。
カラフルな洗濯バサミを撮りたかったのに
指が〜〜〜指が〜〜〜
帰り道。
道の脇の「牛注意マーク」
拡大してみてね。
一面のヒースの花
とっても綺麗
この藁を積んだ車にだいぶ先導されました
のんびりのんびり
これもなんだかジブリみたい
木のトンネルを抜けて
帰ります。


長い記事を最後まで読んでくださって
ありがとうございました。

不思議なことが起こりそうな場所は
イギリスにはいっぱいあります。
起こっていても気づいていないだけかも。
そんな風に考えると
なんだか見えない何かで守られているような
そんな気持ちになります。


またね〜

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