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見ることの効用

街中に暮らしていると、
どうしても周りにつられて忙しなく歩いたり、
移動したりと言うことが多くなる。
いつも視線が一定になるものだと思う。

いつもと違う視線を持つと

ずいぶん以前のことだけれど
NYのマンハッタンの中心部に
3ヶ月ほど住んでいたことがある。

カウントダウンで有名なタイムズスクエアの
すぐそばのアパートで暮らしていた。
クリスマスツリーで有名な
ロックフェラーセンターまで
真っ直ぐ歩くだけの街中だった。

ある日スタスタと歩いていたわたしは
ふと空を見上げた。
高いビルが周りをぐるっと囲んで
でもそこに青空があった

ああ、わたし、
こんなビルの谷間にいたんだ
空が綺麗だな

と感動したことを覚えている

そのとき初めて
視線を動かすことの大切さを
知ったような気がする

見えないものが見えてくる

見えるものが見えてくる

いつもと違う目線を持つと
見えないものが見えてくる
というよりも
目に入っているものが
きちんと見えてくる

それはすごく心に優しい出来事だとおもう

いつもとちがうところをみてみると
案外簡単なことだったなって
別のことに気づいたりもする

わたしは道端でよく座り込んで
小さな花や草を眺める
小さな世界がそこにあるようで
とても好きだ

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そうやって今朝とった小さな世界

明日はいつもとちがうところを
是非見てください
きっと素敵なものが見えますよ

今朝は本当に綺麗な空だったな
平日は仕事が忙しくて
ほっとできる時間が短いので
ふと目にするものが愛おしくてなりません

いただいたサポートは毎年娘の誕生日前後に行っている、こどもたちのための非営利機関へのドネーションの一部とさせていただく予定です。私の気持ちとあなたのやさしさをミックスしていっしょにドネーションいたします。