納骨への道②どこへ納める?
祖母のお骨は、お墓と、お寺に分骨されていました。
祖父母の入っているお墓には、父母も入るだろうけれど、いずれ墓じまいすることになるだろう。
だとすると、お骨はどうしよう。
祖母を供養してくれているお寺は、現時点では永代供養にあたるものはしていません。
探してみると、自分の住んでいる地域で、永代供養をしていますよというお寺が2、3軒ありました。
けれども、行ったこともないし、住所を見てもどういうところなのかよく分かりません。
私が写経を納めているお寺でも、永代供養をやっていますよ、とありましたが、何だかいまいちピンと来ませんでした。
同じ仏教でも、宗派が違うとどうもやり方が違うし、「門徒」でなければひと手間必要なようで、なんだか門前払いのような雰囲気のところもあります。
さて、どうしたものか・・・
散々考えた挙句、ふと、大谷本廟って確か、祖父のお骨を納めに行ったよな・・・と思い出しました。
当時私は学生で、細かいことはよく分かっていませんでしたが、あの祖父の納骨は、つまり永代供養をしに行ったということだよな、と思いました(浄土真宗では永代経と言うようです)。
そこで、よくよく大谷本廟のHPを調べてみると、それほど大変なお金が掛かるわけでもないことが分かりました。
申し込みには、所属するお寺の一筆が必要とあります(これもある意味手間のかかる話です)。
祖母のお骨を預かってもらっているお寺の住職さんにそれとなくお尋ねすると、いつでも仰ってくだされば書きますよ、と快くおこたえ頂きました。
祖母も、いずれ私が対応することになる父母も、京都は大好きなのだから、きっと問題ない。寂しいところより、人が沢山来てくれるところの方が賑やかでよいように思う。
そっか、ここだ。ここだったんだな。灯台下暗しじゃん。
あちこち調べまくりましたが...でも結局ここが、一番ストレートに、納得できる所でした。
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