☆人生ってな☆

まだ絵の方は未完ですがシナリオだけ。

では、始まります。


ゆーちゃんは今日も元気に遊んでいました。
そんな中 近所の大人が人生とはと話してました。
あらぁ、あの家の息子さんのよっちゃんは、、、
あらあら、あちらのお子さんのすーちゃんは。。。

ゆーちゃんは何の事かさっぱり分かりませんでした。

分からない事があると、
ゆーちゃんは、いつも みき爺に聞いてました。


急いで家に帰ると  ドタバタ一目散に みき爺の所へ
みき爺は、縁側で爪を切ってました。

ゆーちゃんは、大きな声で、
「みき爺!!」と呼びました。

みき爺は、
「んん?なんじゃな?」と一言。
ゆーちゃんは、
「みき爺、人生って何?何?」と聞きました。


みき爺は、
「ほっほ、今日は えらく難しい事を聞くのぉ」
みき爺は遠くを見る目をして、話し始めました。
「ゆーちゃん、一息で言うよ。」


みき爺は真剣に、
「昔の偉い人は、人生は重き荷物を担って遠き道を行くが如し」って言ったけど、


ワシの考えは、
「そんな重い責任のある荷物は、道端に置いて行く、そして、ぶらぶら歩いて道に咲いている花を一輪摘んで、丘の上の木陰で休んでいる女の子に
勇気を出して、この先僕と一緒に歩いてくれますか?」と花を渡す。

花を手に取り
「いいよ」
って言ったら、

2人手を取り一緒に歩くけど、
繋いだ手の中に、愛があるなら
2人歩きから3人歩き、4人歩きとかになるのが、
家族であり人生だとワシは思う。

例え家族が2人だけでも、愛があるなら
それも人生だよ。
手の中に温かな「絆」が生まれるかもな。


「どうじゃ、ゆーちゃん、分かったかい」

「みき爺の言ったことは分かるけどイメージと、人生が結び着かないよぉ」

みき爺は言いました。
「ゆーちゃんが もう少し年を取ると分かるかもな」
「簡単に言えば、字の如く、人の生きた証だよ」

ゆーちゃんは、みき爺が冗談を言わないのを
知っているので、
その時がくるまで  みき爺の言った事を胸にしまっておくことにしました。

みき爺は、満足気でした。

ゆーちゃんは、やっぱり みき爺は凄いと思いました。

また分からない事があったら  みき爺に聞こーっと。ニヤリ。



おしまい



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