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孤独を抱えた胸の内

結局のところ、何かしらの結果を出さないと「がんばっている」かどうかさえ、世間には認めてもらえない。
世知辛い。

親や、ある方に近況を報告したところ、「最近、いままでで一番がんばっている」との言葉をもらった。

正直、そんなことはない。

わたしはずっと走り続けてきた。いつも走りすぎるので、友人たちからは「ちょっとがんばりすぎだよ」と言われることもしばしばあった。

「通信課程の大学に入学して、2年生に進級した」「教職を取ることに決めた」

たったのこれだけで、「いままでで一番がんばっている」と言われて、わたしは孤独や隔たりを感じた。

わたしにそんなことを言った人たちは、親だったり、ある程度付き合いも長い人たちだ。

(ただ、友人たちはわたしにこんなことは言わない。とってもありがたい。)

クラウドファンディングが失敗した時だって、家庭教師をやっていた時だって、その前に会社員をやっていた時だってずっとずっと、わたしはその時その時でベストを尽くそうとしていた。


会社員だった時なんて、退社が夜中の0時半で、朝だって8時に起きないと会社に間に合わないから、起きて、出勤して、働いて、お昼ごはんも夕方6時ぐらいで。朝食べ損ねると、夕方のランチまでおやつでお腹が空くのを誤魔化しながら、がんばって働いた。
体力がないのと体が弱いので、月曜から金曜日まで働くともうボロボロで、金曜の深夜に帰宅すると、土曜日はもう、起きることができなかった。

日曜日の昼頃にやっとのことで起きて、紅茶やカフェラテを胃に流し込み、ランチはもう作る体力がないので外食で、そのまま少しの食材(牛乳とか紅茶とか、パンとか玉子とか)を買いに出かける。

そんな生活だったのに、やりがいはちっともない仕事しか任されず、よく陰でこっそり泣いていた。

面接時に聞いていた仕事とは全然ちがう仕事を任されていたし、それまで培ったスキルを認めてくれる人が上司しかおらず、同僚はわたしの言葉に耳を傾けてくれなかった。

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