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コト消費のふるさと納税へ

年末が近づくと、10年前なら「年賀状」、20年前なら「クリスマスイベント」でしたが、数年前から「ふるさと納税」になりました。
どうでもいいことですが、年賀状は、諸事情がありまして、数年前に一切出すのを止めました。

2,000円の自己負担で返礼品が届くふるさと納税制度は、始まった当初からしっかり利用させていただいているしっかり者の私。

残念ながら中途半端なしっかり者で、上限額の計算方法をよくわかっていません。
サイトでアドバイスいただいた簡易計算の金額よりも数万円少なく見込んでいます。


返礼品はお米

週に二回しか食料品の買い出しに行かない私は、買い出し量が大量で、お米を買うときは重労働。

ということで、返礼品はお米と決めています。玄関に届くし、特に冬場は無洗米が助かります。

今よりも返礼品の上限金額が緩かったときは、1年間の米の消費をふるさと納税に頼っていた年もありました。

ふるさと納税のお米は、どれも一定以上の品質があって、おいしいお米ばかり。

サクランボやイチゴや牛肉や・・・という贅沢品には一切目もくれず、玄関まで届けてくれる生活必需品のお米!というところが本当にしっかり者な私。笑

あ、ビジネス枠を、設けているというところも、しっかり者。交際用です。笑


ふるさと納税は地方へのお金の還流

ふるさと納税にはいろんな意見があると思います。都会・本社に集まっていくお金を、言い方は悪いかもしれませんが、地方が取り返す、そんな制度だと私は思っています。

ふるさと納税について、総務省はこうおっしゃっています。↓

ふるさと納税で日本を元気に!
地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、
誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないでしょうか。
育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた、ふるさとへ。
都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、
住んでいる自治体に納税することになります。
税制を通じてふるさとへ貢献する仕組みができないか。
そのような想いのもと、「ふるさと納税」は導入されました。


初めてのときは

私も初めてふるさと納税をしたときは、両親の出身地の自治体、祖父母の出身地の自治体にしました。

ちゃっかりお米はいただきつつ、減農薬に努めているとか、そんな物語を読んで、なんだかすごくお役に立てたみたいで、とってもいいことをしたような、幸せな気持ちになりました。


モノ消費とコト消費

その後、返礼品のルールが厳しくなり、返礼品のお米の量がずいぶんと減りました。
正直、不満な気持ちで、他の自治体の返礼品を見てみました。なんとバラエティに富んだ返礼品でしょう。

・・・恥ずかしながら、全国各地のお米から選ぶ「モノ消費」的コメ消費に傾きそうに。

それでも、できる限り「コト消費」に近づくよう、気をつけています。

モノ消費:消費者がお金を使う際に、商品の所有に価値を見出す消費傾向のこと。
コト消費:アクティビティやイベント、リゾートホテルなど、所有では得られない体験や経験に価値を見出す消費傾向のこと。


選ぶ理由は頑張る地域、頑張る人

私はワンストップ特例をつかうので、5つの自治体までしか利用しません。できるだけコト消費的な目線で選びます。

お米生産農家さんの言葉を読んだり、その自治体がどれだけがんばっているかを地方創生のニュース等で知っていたりすると、それが選択の決め手になっています。

両親や祖父母のふるさとを思う気持ちはなくはないのですが、頑張っている姿が伝わってくるお米農家や自治体を応援したくなります。

頑張る人がいなければ、応援してもその地域はすぐに消滅するでしょう。応援するのは頑張る人がいる地域。やはり人です。

つくづく、選ばれる地域になるためには、地方創生的広報、思いが伝わり続けることが大切だと思います。


息子の一言で

「おいしい梅干しも一緒に食べたい・・・」とお米大好き息子が言うので、交際用以外で初めて、お米以外の返礼品、梅干しをお願いしました。

めーーーーーっちゃおいしいです。コメ消費が進みそうです。



ふるさと納税は、自慢の地域産品の見本市。
都会からどんどん地方にお金が流れて、日本の地方の良さが深まればいいなと思います。

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