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02.岡山「うのまち珈琲店」はちょうどいい空間。

とても感じがよく、ちょうどいい空間。第一印象から、後味までそんな印象でした。もし自分がそんな気持ちのいい空間を作り出すために必要な要素を岡山クレドにある、うのまち珈琲店さんから学んだので、記録しておきます。
[注意事項]
私が個人的に感じたことですので、事実や解釈が間違っている可能もあります。予めご了承ください。


それでは、なぜこんなにも感じがいいと感じたのだろうか
自分なりに振り返って見ると5つのポイントが見えました。

1.ちょうど疲れていた。

単純なようで大事なことです。そうです、ちょうど私は疲れていたんです。ちょうど疲れている時に、ちょうど休める場所があるのだから心地いいに決まっています。駅から程よく遠く、買い物する場所やオフィスビルが並ぶあの立地には疲れた人が多くいます。
正しい場所に正しいものを配置する。満足感を生み出すために最も効果的な要素です。

2.イメージ通りオシャレだった。

知り合いや雑誌で知ってオシャレという印象だけはありました。予想通りのオシャレな空間でした。紺色の壁紙、照明類、木を感じる家具類。ちょうどいい敷居の高さが、お店のトータルバランスを保っているのだと思います。

3.距離感がちょうどよかった。

通路が広い。ガラス張りの空間。開放感を感じるアイデアが随所に見られ非常に居心地が良かったです。その分、机などの個人スペースは意図的に小さく設計されてる印象でした。理想の空間を作り出すための意思のような物も感じました。

4.店内のお客さんの雰囲気が良かった。

お客さんがお店の雰囲気を作り出すのだと改めて実感できました。ファッションやインテリアが好きそうな人が多い、それだけで空間がオシャレになります。そんな客層を惹きつけるポイントとして、店員さんの雰囲気が重要なのかなと思いました。制服、言葉遣い、ヘアスタイルなど、店員さんを構成する要素がお客さんに染み渡っている感じでした。

5.音楽が心地よかった。

BGMが素敵だったのは間違いないが、それ以上に音量が大きかった。おそらく一般的なカフェの1.25倍くらい大きかったのではないでしょうか。ただ、それが心地よかったのです。カフェでライブが行われているような印象。音が他の席とのファザードになり、パーソナルな空間を作り出しているような印象まで抱きました。


まとめ

もし同じような心地いい空間を作ろうとするならば
・町の人の疲労度に注目する。
・本店がある場合はイメージをうまく生かす。
・個人スペースは最小に、共有スペースは広く。
・店員のイメージづくりを大切にする。
・BGMのボリュームは思い切って大きめに。

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