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LeoSugimoto
2024年4月23日 19:01
1961年に岩波文庫から刊行された丸山眞男氏の『日本思想』は日本政治思想史の中でも特に注目される考え方で『思想のあり方について』はⅢ項より述べられている.ここで注目なのが日本の学問を「タコ壺」と呼びヨーロッパの学問を「ささら」と評している点である.一見なんら関係のなさそうな名詞だが構造に着目してみると日本の学問の問題点が明るみになってくる.まずタコ壺というのはタコが敵から身を隠すために狭い