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ミニマリストに憧れて/コスメver

衣替えで45L袋分捨てた翌日。
スッキリした余韻のおかげでもっと断舎離をしたくなり、とうとうコスメに手を出した。

つくる責任と買う責任

お洋服同様にメイクも好きな私。
インスタグラムで参考にしているアカウントから、最新の情報を手に入れてはついついPLAZAに行って試す。これが楽しい、ワクワクする。

メイクを始めてから6年。
アイシャドウは全部で15個、リップは20個ほどになっていた。買ったものもあるがプレゼントでもらったものも多くあった。

でも、実際使うのってお気に入りだけ。
しかも、コスメを使い切ることはほとんどない。

ということで、思いきって断舎離してみることにした。

ステップ① お気に入りではなく、最近のお気に入りを選ぶ。

最近の!というところがポイントで、ちょっと前にかなり使ってたもの、昔のお気に入りは、今の私の気分やテンションにはあっていないことになる。だから、最近のお気に入りだけを選ぶこと。

ステップ② 色がかぶっている場合は、使用期限を参考に考えてみる。

正直、使用期限とか考えてたら全部切れかけだと思う。笑 ベースアイテムは使い切ることがあるけど、カラーものはほとんど使い切れない。新色や季節もの、増えていく一方なのだ。
でも、肌に直接触れるものだから良くないというのも理解できる。今回は、同じ配色のコスメは1個に絞ることにした。

このステップでやってみると、ものすんごい勢いで手放すことを選択できた。結果、引き出し一個スペースができた。

イェイ✌

本題はここから。
捨てるにあたって、アイシャドウのケースを一応見てみるとプラのマークが書いてあった。中身をかき出してケースだけプラごみとして捨てるらしい。リップも同じだった。
普段なら気にせず燃えるごみにまとめるが(ダメゼッタイ)、スッキリさせたい欲が強くなっていた私はかき出すことにした。

アイシャドウのケースから、捨てる筆でほじくってる間、
こんなに浅いんやな、とか
全然つかってないやん、とか思った。
お気に入りで使ってた底見えコスメも、実際はまだ半年使えるくらい残ってる。

ほじくればほじくるほど感じた重み、それがつくる責任買った責任だった。

些細な動機「かわいい」で買ったものたちは、ほとんど使われることなく捨てられる。

つくったのは知らない誰かで、お仕事や生活の中で大切に愛情こめて作られたものだと思う。もちろんたくさんの人に喜ばれるし、幸せをくれるものである。

でもいつかは捨てられる。

買ったのは私で、知らない誰かの愛情が今私の手の中にある。でも使い切ることができなかった。

残酷な言い方になるけど、つくることはゴミをつくることにも繋がる。
同様に、買うことはその責任を知らない誰かから譲り受けたことになる。


汚染の問題は、ずーっと昔からある。
私が生きている以上ゴミは増え続ける。
ごめんね地球、ほんとごめんね。
その中で私にできることは、
・必要以上にものを持たないこと
・自分にとって1番のお気に入りだけを持つこと
・ものよりも時間にお金を使うこと
かな。


この世界は“もの”にあふれている。
その中で私の世界をつくる。

最新のものでも、みんなが好きなものでもなく、私を満たしてくれるものがあればそれで充分。

すてきな価値観に気づけたから、今日ははなまる100点満点。



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