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うつ病を自力で治したい人に向けてのアドバイス

僕は32のときに仕事のストレスでうつ病と診断されました。
最初は自力で治したいと思っていましたが、頭の回転が遅くなり、あまり冷静な判断ができずいました。
とにかく仕事に行きたくない一心で精神科に行き、診断書を書いてもらい、休職することができました。
このときから今も続けて薬を飲んでいます。
正直薬を飲んでいても最初の頃は朝イチでパチンコ屋に並び、一日中パチンコの日々。
それでどんどんお金も無くなっていき、終いには消費者金融からお金を借りてはパチンコばかりやっていました。
お金が無くなると人はとにかく焦燥感にかられ、居ても立っても居られない状況になります。
最終的には情報商材にも手を出し、300万円の借金を背負うことに。
このときはもう生きている心地が全くしませんでした。
もうだめだと思ったときに、僕は家族に相談することを決意しました。
暴露する恐怖感からずっと自分が犯した失敗を隠して生活していましたが、もうどうしょうもない状態になってしまっていたのです。
そこには家族という救う神がいたのです。
僕は正直に話すことで、家族が僕の借金を全額貸してくれました。
そこから僕は生まれ変わることを誓ったのです。
まずはお金の管理です。
お金を持っていると好きなだけ使ってしまうのですべての口座を奥さんに管理してもらうようにしました。
そしてお小遣い制にして、月に2万円をもらい、生活するようになりました。
お金がなければ好きなギャンブルもできませんし、これで生活を改めることにしました。
まずは朝4時に起きて、朝活をすることを始めました。
片っ端からそういった関係の本を読み漁り、たどりついたのが樺沢紫苑先生の本でした。
樺沢先生は精神科医であり、とても内容がわかりやすく、すぐに実行できるものばかりでした。
まずは朝に散歩を30分くらいするといいとかいてあったので雨の日も毎日朝散歩をしました。
あとは運動も久しくやっていなかったのですが、毎日必ずするようにしました。
瞑想する時間も設け、大体1ヶ月くらいから段々と調子がよくなってきたのです。
それまでは健康でいることの意味があまりわかっておらず、早く死にたいと思っていました。
ここでわかったことは人生においていかに

幸せを感じる回数を増やすことが重要

かということです。
うつ病の症状の多くは、

自己肯定感の低さ

があげられます。

どんなに失敗して、落ちこぼれていても、それを自分自身が認め、それを含めた自分自身を認めてあげることが重要

なのです。
うつ病を自力で治したいと思う人は多くいますが、本当は誰かに自分自身を打ち明けることがまずは大事だと思います。
それが精神科の役割だったり、僕のように家族だったりします。
初めはそんな自分を受け入れてもらえないと懸念すると思います。
しかし、誰かに本当の自分をさらけ出すことができればうつ病は良くなっていくでしょう。
本当に相談できる相手は病院にもあります。
諦めないで一歩でも前に進めたら必ずよくなります。

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