矢口れんと 2021年2月9日 08:20 日比野はソワソワしていた。久々に訪れたカフェ、4人掛テーブルはアクリル板で仕切られていた。一度でいいから、どうしてもやってみたいことがあったのだ。「お客様、ご注文は?」「姉さん…俺のことは忘れて自分の人生を生きてくれ。もうここには来るな……」「おい拘置所の面会ごっこやめろ」 #エッセイ #小説 #ショートストーリー #140字小説 #ひねくれ大学生日比野くんの日記 #56話 18 ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! サポート