矢口れんと 2019年5月22日 11:29 霞みがかった山々から、優しい笛の音が降りてきた。木々や民家の、そして住宅やビルの合間を縫って、宙に大地に充ち満ちていた。湿度のように気圧のように、太古から僕らを包みながらも、いまだ名の付かぬ音がある。光り、香る、甘い滑らかな音よ。取り戻そうか、名を呼ばなくとも感じられる身を。 #日記 #詩 #つぶやき #ポエム #ひとりごと #Ripple 13 ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います! 記事をサポート