すべて諦めたイチゴの精霊が力なく首を垂れる。こうしてただ1人の舌を悦ばせた。頬を赤らめたのは食べてもらいたかったからだ……なんと都合の良い解釈。本当は頬を撫でて欲しくて、話もしたがっていた。ただ君たちがすごい勢いで大きくなって、すごい速さで摘むものだから、抗う気力もなくしただけ。

ご支援頂いたお気持ちの分、作品に昇華したいと思います!