日比野はあれこれ画策した。雨の駅で傘の先を振り回す輩を懲らしめたかった。
奴らは強い。ひと刺ししては、振り返ることもなく足早に去る。
身に付けるのだ、かの奥義・真剣白刃取りを!
日比野は修行の日々に耐えた。そして…

梅雨空は明け、みな眩しい光に包まれた。
心踊る夏はすぐそこに!
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