海を望む小さな書店で運命的に出会った人。イヤイヤ連れていかれたダンスフロアーで、忘我の渦に舞っていた人。もし、同じ木の同じ花の同じ蜜から産まれ出たなら……わたしだって、どこかへ行けそうだ。そこで誰かになれそうだ。友であるつむじ風にまかせて、いつか燃え尽きた灰を集めて。

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