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【マリノス】第25節湘南ベルマーレ戦感想【Jリーグ2022】

湘南ベルマーレとホームで対戦しました。結果は3-0の勝利でした。久しぶりのホーム戦でようやく未勝利のトンネルから脱することができました。

フォーメーション

2022 J1 第25節 マリノス vs ベルマーレ

CBは前節に引き続きエドゥアルド岩田。前線はAロペスが先発し新加入のヤンマテウスがベンチに入りました。渡辺も久しぶりのスタメンです。

試合展開(得点経過)

1得点目 後半11分 西村 拓真(マリノス)

ベルマーレのディフェンスラインにプレッシャーをかけ、パスが乱れたところをAロペスがカットしてそのまま前方の西村へ。抜け出した西村は冷静にGKとの駆け引きを制して先制点を決めました。

2得点目 後半25分 Aロペス(マリノス)

右サイドを抜け出した仲川がクロス。これは跳ね返されますが、すぐに仲川がネガティブトランジションでボールを再度奪いにいくと、相手の足がかかりPKを獲得。このPKをAロペスが冷静に決めて追加点を奪いしました。

3得点目 後半45分 ヤンマテウス(マリノス)

一度クリアされたボールを拾ってゴール前の仲川へボールが入ります。仲川はシュートを打つフェイントをかけながら、中央のヤンマテウスへパス。これをペナルティーエリア外からダイレクトでシュートすると、きれいなカーブを描いたボールがゴールに吸い込まれ、ヤンマテウスの初ゴールが生まれました。

気になったこと3つ

1.決めるべきところで決める

この試合では3得点かつ無失点とこれまでのうっぷんを晴らすような素晴らしい勝利でした。しかも、西村Aロペスヤンマテウスと決めてほしい選手が決めてくれました。

最近ゴールから遠ざかっていた西村Aロペスはもとより、新加入で今日デビューしたヤンマテウスがいきなりゴールを決めました。これは今後に向けて好材料です。

2.ホームで未勝利を脱出

全敗の8月を経て、9月に入りましたが前節FC東京戦でも引き分けに終わり、これで公式戦5試合未勝利となっていましたが、ようやく勝利することができました。1か月近く勝利できてなかったので本当に待ち遠しかったです。

今日の勝利は3得点もそうですが、無失点に抑えたことが大きいと思います。特に前半なかなか得点が奪えない中で、よく我慢してスコアレスのまま耐えていたと思います。最近はエドゥアルド岩田のCBコンビが使われていますが、かなり安定しているなと思います。

3.優勝へのラストピース

今日ヤンマテウスがデビューかつ初ゴールを決めました。8月に加入したヤンマテウスですが、ここまで試合出場はなく1か月近くチームで練習をしてきました。夏前までポルトガルで1シーズン戦ってきた後なのでコンディション調整が難しいのだと思いますが、なんとか試合に出れるコンデションになってきたのだと思います。

27分間の出場でしたが、右サイドや左サイドのウイングとしてパスやドリブルなど可能性を感じさせるプレーを見せていました。ハイライトは後半終了間際のゴールシーンです。仲川からのパスをダイレクトシュートしましたが、このペナルティエリア外からのシュートは今のマリノスではあまり見られないプレーでした。

ペナルティエリア外からのシュートはたまに松原岩田喜田が狙いますが、たいてい枠外かキーパー正面です。それを考えるとミドルシュートを打てる人材が増えたことは攻撃の幅が広がります。

全体感想

この試合はとくにかく勝利したことが全てです。久しぶりのホームで勝てなければそれこそ今後のチームの士気にかかわります。かなり雨が降る厳しいコンデションでしたが、チームは前半我慢して後半爆発してくれました。

「勝たなければいけない試合を勝つ」これが一番難しいかもしれません。当然選手にとっても大きなプレッシャーがかかっていたと思いますが、これで選手も大きな自信になったと思いますし、一つの壁を越えることができたのかもしれません。

これで日産スタジアムのホーム戦は9連勝ということで、今シーズンは本当にホームで強さを発揮しています。あとはアウェーでどれだけ勝てるかですね。

次の試合に向けて

次は9月10日(土)にアビスパ福岡とホームで対戦します。中2日とかなり厳しい日程です。

アビスパは直近の5試合は1分4敗残留争い中です。成績的には不調で水曜日には天皇杯で延長まで戦っているので、コンデションはあまり良くないと思われます。

アビスパは前回対戦で例のAロペスの唾吐きがあり、敗戦するという因縁があります。なんとかリベンジを果たしたいです。特にAロペスにとっては気合が入っているのではないでしょうか。勝ってホーム連勝といきたいですね。

それではこの辺で失礼します。

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