【マリノス】第8節湘南ベルマーレ戦レビュー【Jリーグ2023】
湘南ベルマーレとホームで対戦。
結果は1-1の引き分け。
勝ち点2を落とした。
フォーメーション
スタメンは前節と変わらず
試合展開(得点経過)
1得点目 後半20分 ロペス(マリノス)
相手ゴール前でパスカットした水沼からロペスへパス。ロペスが打った強烈なシュートはゴールネットに突き刺さり先制点奪う。
1失点目 後半36分 鈴木 章斗(ベルマーレ)
クロスに山田が合わせ少しコースを変えると最後は鈴木に流し込まれて痛恨の同点弾を奪われる。
気になったこと3つ
1.悔しい引き分け
試合後マスカット監督が「勝ち点2を落とした」と語ったように、勝てた試合を落としたという印象。何度かあった決定機を決められないまま後半に入り、先行したものの追いつかれ引き分けてしまった。
大雨というコンディションの難しさもあったが、特に前半のあと少しというチャンスを決めきれていればと悔やまれる。今のマリノスにはそのあと少しを押し込むパワーが足りない。
2.安定してきた守備陣
守備陣についてはこの試合も1失点してしまった。ただ、一森がフィットしてきたことに加え、怪我人の多い右サイドバックに山根という目途が立ったことで安定してきている印象。
岩田の抜けたセンターバックでは畠中が本来の力を取り戻し、エドゥアルドと角田がハイレベルな先発争いをしている。あとはこれ以上怪我人が増えないことを祈るばかり。
3.課題の残る攻撃陣
攻撃陣は多少問題を抱えている。エウベル、ロペス、水沼の3トップはリーグ屈指だが、彼らの交代後はパワー不足を感じる。
ここは井上やヤンマテウスがだんだんフィットしてくるのを待つしかない。宮市というスーパーオプションもあるが、怪我明けのため無理はさせられない。
ここに吉尾が頭角してくれると面白いと思うが、プレースタイル的に水沼と被っているので、水沼との交代では違いを見せづらいのが悩ましい。
全体感想
雨の中のアウェイでの引き分けは悪くない結果と言える。ただ、当然勝ち切りたかったのも事実で、何が足りなかったのかチーム全体として考える必要がある。
たしかに今季のマリノスは攻撃力が低下している。しかし、やり方を大きく変える必要は無く、新戦力のフィットなどで時間が解決してくれる問題ではある。
そこまでをどうしのぐかが直近の課題で、山根のようなニュースターの台頭が期待される。吉尾、マルコス、ジョエル、杉本などに意地を見せてほしい。
次の試合に向けて
次は4月19日(水)にジュビロ磐田とアウェイで対戦。ジュビロはルヴァンカップグループステージで勝ち点0の最下位に沈んでいる。J2でも10位となっており、正直ルヴァンカップに懸けるモチベーションはあまり無いだろう。
マリノスとしてはこの試合に勝てばルヴァンカップグループステージ突破が確定。おそらくスタメンは大きく変更されると思われるので、新戦力の活躍に期待したい。
それではこの辺で失礼します。
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