マリノス2024スカッド
監督、コーチ
2年半監督を務めたケビン・マスカットが退任。
新監督はハリー・キューウェルを招聘。
オーストラリア人監督路線を継続。
前職はセルティックのコーチ。ポステコグルーにも仕えた。
現役時代はオーストラリア代表、リーズ、リバプールで活躍。
監督としての実績がほぼ無し。
マリノスは彼の本格的な指導者キャリアのスタートとなる。
ヘッドコーチにはジョン・ハッチンソンが復帰。
2021年にマリノスのコーチに就任、ポステコグルーとマスカットの過渡期に松永暫定監督とともにチームを支えた。
マリノスのサッカーをキューウェルへ伝える役目。
ショーン・オントン(ヘッドコーチ)及びグレゴリー・ジョン・キング(フィジカルコーチ)が退任。
ゴールキーパー
今オフ最も動きがあったポジション。
昨年の正GK一森純がガンバへ帰還。
オビ・パウエル・オビンナがヴィッセルへ移籍。
寺門陸がレンタル復帰し、ゼルビアからポープ・ウィリアムを獲得。
一森を残したかったがガンバとの交渉は不調に終わり、期待のオビも移籍。
2024年の正GKに一番近いのはポープか。
白坂や寺門にもチャンスはある。
マリノスのGKに慣れるまでは時間がかかると思われる。
ディフェンダー
アルビレックスから渡邊泰基、ヴェルディから加藤蓮、フロンターレから山村和也、鹿屋体育大学から吉田真那斗を獲得。
角田涼太朗が(おそらく)海外移籍。
昨年怪我人が相次ぎ苦しんだポジションに多くの戦力を追加。
ただ角田の抜けた穴は大きい。
ミッドフィールダー
天野純と植田啓太がレンタルから復帰。
放出は無く単純に戦力上積みとも取れるが、山根の海外移籍に備えた動きが必要。
トップ下をめぐるナム・テヒ、西村、天野の争いは注目。
フォワード
杉本健勇がレンタル終了。
ブラジル人3トップの残留に成功。昨年通りの攻撃力は保証された。
ACLなどを考慮すると上積みが無いのはやや不安。
植中や村上の成長に期待。
ウイングへのコンバートもあるかもしれない。
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